Chrome OSデバイスにはChromebookとChromeboxだけでなく、オールインワンデスクトップのChromebaseというモデルも存在しています。
最近ではAcerからリリースされることが多かったように思いますが、今回はHPも独自機能を備えたChromebaseを近々リリースする可能性があることがわかりました。
このモデル「HP Chromebase 22-aa」は、画面を90度回転させることのできる21.5インチディスプレイを備えていることがHP公式サイトの情報から明らかになっています。
現在、公式サイト上の情報は非公開にされていますが、一部スペックについてはChrome Unboxedなどにより紹介されています。
- 21.5インチ タッチスクリーン
- 90度画面回転対応
- 〜Core i3-10110U
- 最大16GBRAM DDR4-2666
- 最大256GB PCIe NVMe M.2 SSD
- プライバシーカメラスイッチ
- B&Hオーディオ
- Bluetoothキーボード
- 579.99ドル、649.99ドル 他
機種の詳細はまだわかりませんが、画像を見る限りこれまでのChromebaseのイメージとは異なり、Googleっぽい雰囲気のするデザインになっています。
性能ではCore i3-10110Uが最上位で、他にはPentium Goldプロセッサ採用モデルなどもラインナップされているようです。
またBluetoothキーボードには磁気によるカードリーダー機能が組み込まれているという報告があるため、POSなど業務利用を前提とする機種になりそうです。
価格について、米国StaplesではPentiumと128GBストレージモデルが579.99ドルであることと、HP公式ストアのキャッシュからスペックは不明ですが649.99ドルのモデルがあることは発見しました。
オールインワンということもあって高めの値段設定ですが、業務利用が前提と思われるので一般向けとはまた違った立ち位置なので仕方ありません。
「Chromebase 22-aa」の発表時期はわかりませんが、Energy Star認定では6月18日にリリースとされていることや公開されたタイミングが1日前となっていますので、そろそろ動きがあっても良さそうです。
発表され次第、改めて紹介したいと思います。
Source: Chrome Unboxed