ChromebookでLinuxアプリをサポートするCrostiniプロジェクトが開始してからおよそ3年が経過してきましたが、その中でも「Samsung Chromebook Pro」や「ASUS Chromebook Flip C302」などインテル第6世代Sky Lakeプロセッサを搭載するChromebookだけは対応予定のままとなっていました。
それが先週、ようやくSkyLakeプロセッサ搭載ChromebookでもLinuxアプリを実行できるようになったことがChromium Bugsに投稿されました。
ただ実行できるようになるためにはOSアップデートを待たなければいけませんが、どの程度待つかがはっきりとしておらず、予想ではChrome OS 92で登場すると思われます。
しかし真面目な話をすれば、Skylake世代のChromebookは長くても後3年ほどで自動更新ポリシーが切れますし、スペックも当時は悪くなかったですが、今となっては他の選択肢も多くあるため乗り換えてしまったユーザーも多いと思います。
またLinuxアプリを動かすにはやや非力な印象もありますし、ターミナルを使って作業するのであれば問題はないと思いますが、それをChromebookに求めるというのもかなり稀なケースに感じます。
いつ対応するかわからない状況で待つより買い替えた方が早かったので、ちょっと遅かったというのが正直な感想です。
とは言うものの、国内でも人気の高かった「ASUS Chromebook Flip C302」などが対応するので、待ち望んでいた人にとっては朗報かもしれません。
Source: Android Police