現在、Chromebook(Chrome OS)のStableチャンネルにおけるアップデート周期は6週間に1回となっていますが、これを4週間ごとにアップデートするように変更する計画があることをGoogleは公式ブログで発表しました。
この変更は今年11月にリリースされるChrome OS 96で予定されており、1ヶ月周期へと切り替わるにあたりChrome OS 95はスキップすることも発表しています。
またすでに新しいアップデートのなるまでのスケジュールも公開されていて、直近のChrome OS 92は7月27日、Chrome OS 93は9月初め、6週間周期の最終バージョンChrome OS 94は10月頃の予定となっています。
リリーススケジュールが短くなることで、セキュリティリスクやバグなどの修正対応が早くなり、Chromebookがより安心・安全なデバイスであるとともに使いづらさの解消が期待できます。
一方、常に最新されていくことが必ずしも良いわけではないEducationとEnterpriseユーザーについては、6ヶ月に1度のアップデートという長い期間の更新スケジュールも導入する予定であるとしています。
いずれLaCrOsによるChrome OSとChromeブラウザのアップデートの分離も実装されますので、OSの更新スケジュールが長くなったとしても大きな影響がないためかもしれません。
こちらについては、近いうちに詳細を発表することを伝えています。
Source: Chromium Blog