NVIDIAはMediaTekと協力してChromebookにRTXグラフィックスを搭載する計画があります

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現時点ではリリース時期などはわかりませんが、GPUでお馴染みNVIDIAがMediaTekと協力し、ARMベースのChromebook(Chrome OS)とLinux PCにRTXグラフィックスを搭載する計画があることがわかりました。

これによってグラフィックボードを採用してグラフィックス性能が大きく向上したChromebookが登場する可能性が高まりました。

グラフィックス性能が向上することで、クラウドストリーミングやAndroidアプリに依存しないゲームや動画などコンテンツ制作もChromebookでできるようになります。

しかし、現状で考えるとChromebookでdGPUやレイトレーシングをサポートしたからと言ってほとんどのユーザーにとってはあまりメリットはないと思います。

それに対応するアプリケーションも限られていますので、今すぐどうこうということではありません。

とは言うものの、今後SteamなどがChrome OSで動作するようになれば、Chromebookのグラフィックス性能が必要になることもわかりますので、いずれは面白い選択肢になると思います。

https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-and-partners-collaborate-on-arm-computing-for-cloud-hpc-edge-pc

ちなみにdGPUを搭載するChromebookについては、インテル第10世代を採用していますが”Mushu”と呼ばれるモデルがテストされています。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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