Googleは「Google Meet」を使ってWeb会議を開始するときに、より簡単に会議を始められるよう3つの新しいオプションを追加しました。
これまでGoogle Meetを使って会議を作成するときは、ニックネームの入力画面が表示されてから、他ユーザーとの共有リンクなどが表示されていますが、今回の変更によって共有する手間が少し省けるようになりました。
新しいオプションが追加されたことで、”新しい会議”を始めると以下のような3つの選択肢が表示されます。
それぞれの項目の説明を公式ブログから引用(Google翻訳)しておきます。
- Create a meeting for late(後で使用する会議を作成) : 新しい会議を作成し、この情報を保存して後で使うことができます。
- Start an instant meeting(インスタントミーティングを開始) : ワンクリックでミーティングを開始できます。会議に参加してから、他の人を追加したり会議情報をコピーして共有することができます。このオプションを選択するとカメラとマイクが自動的にオンになり、会議中でオフにすることができます。
- Schedule in Google Calendar(Googleカレンダーに予定を追加) : Googleカレンダーを開き、Meet会議の詳細が入力された予定を自動で作成します。
今まではもう少し手間がかかっていたものを、Meetの最初のページから数クリックで設定できるようになるため、これまで以上にスムーズに会議の作成が可能になります。
今回の変更は会議の新規作成時に役立つものなので、会議に参加するときにはこれまでどおり会議コードやニックネームを入力してから会議に参加することになります。
この変更は個人アカウント、Google Workspaceアカウントのすべてに適用されますが、Workspace Essentialsアカウントのみ”Googleカレンダーに予定を追加”が表示されません。
リリースは段階的に展開されていて、1月7日から3月上旬までの間に適用される予定です。