最近のChromebookでは、スタイラスペンの新規格”USI(Universal Stylus Initiative)”に対応するモデルが増えてきましたが、今後も増えていく可能性が高い一方で、まだまだペン自体の使い勝手は物足りないと感じています。
とくにスタイラスペンを手元で操作するためのボタンですが、現在国内で販売されているUSIペンはボタン操作に対応していないものになります。
ところが最近の開発では、Chromebookでも使えるスタイラスペンのボタン操作に、新しい機能を追加するべく開発を進めているようです。
となると、今後はUSIスタイラスペンでもボタン付きのタイプが登場する可能性も出てきました。
インスタント右クリック
この機能は名前のとおり、Chrome OSのタッチ操作で右クリックを表現するには長押しをする必要がありますが、スタイラスペンのボタンを押したままペン先で画面をタッチすると、右クリックメニューやその他の長押し操作を実行できるようになります。
スタイラスペンで長押しするのは少し面倒なので、ボタンと組み合わせて簡単なタッチ操作で出来るのはラクになって良いですね。
インスタントメモ
続いてインスタントメモ機能ですが、ボタン操作をすることによって新しいノート(メモ)を開く機能のようです。
ペンのテールボタン(ノックする方)を2回単押しすることで、ノートアプリを呼び出すという仕組みになっています。
全体的なイメージで言えば、Microsoft(Windows)の機種でOneNoteを使う感覚に近くなりそうということでしょうかね。
現時点では、これら2つのスタイラスペンに関する機能が開発されていますが、今後さらにUSIペン向けの新しい機能が追加されることが期待されます。
今はまだシンプルなUSIペンですが、いずれはボタン操作も可能になるということは、もっと使いやすくなるだけでなくボタン付きペンが登場することはほぼ確実になりました。
あとはどこのメーカーが出してくるか…ということですが、とりあえず現状のUSIペンももう少し増えてくれると嬉しいですね。
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