9月8日(海外時間)に導入されたアップデートによって、ChromebookやAndroidユーザーは、G Suiteのドキュメント、スプレッドシート、スライドを使って、マイクロソフト オフィスのファイルをリアルタイム共同編集できるようになりました。
これまでは、マイクロソフト オフィスのファイルを開いて編集はできても共同編集まではできませんでした。
共同編集するためには、一度マイクロソフト オフィスのファイル形式をG Suiteのファイル形式に変換して作業する必要がありましたが、今後はそれをする必要がなくなり、マイクロソフト オフィスファイルのまま共同編集することが可能になります。
.doc、.docx、.xls、.pptなど一般的なマイクロソフト オフィスのファイルは全てサポートされているため、G Suiteアプリでファイルを開くだけで、すぐに共同編集を始めることができます。
実際にMS オフィスのファイルを開こうとすると、例えばエクセルファイルなら以下のようなポップアップが表示されます。
これで”Google ○○で編集”を選択することで、エクセルファイルを変換することなく、Googleスプレッドシート上で編集できます。
編集中には、シート名の右側にファイル形式が表示されますので、ひと目でわかると思います。
この機能が実装されることで、一々ファイル形式を変換するという手間もなくなるため、よりコラボレーションした作業が捗るようになりますね。
ただし、互換性という意味では若干怪しいところもあるため、マクロを利用している場合や複雑に関数を組んでいる場合、装飾などレイアウトにこだわっている場合などは、いつものように崩れる可能性がありますので、そこだけは承知の上で活用することをおすすめします。
アップデートの詳細については、G Suite Update Blogをご覧ください。
便利機能がアップデートされたこの機会に、ぜひChromebookの導入を検討してみてはいかがでしょうか。