Samsungは今年のCES 2020にてAMOLEDを搭載する「Galaxy Chromebook」をリリースしていますが、その後継もしくは同じシリーズとして登場する可能性が指摘されていたのが「Nightfury」と呼ばれるChromebookです。
過去の情報では、「Nightfury」は価格を抑えた「Galaxy Chromebook」になるのでは?と考えられていましたが、ChromeUnboxedの発見によって、「Nightfury」はQLEDディスプレイを搭載する別のモデルになる可能性が出てきました。
「Nightfury」のベースになるのは、「ASUS Chromebook Flip C436」や「Samsung Galaxy Chromebook」と同じく”Hatch”と呼ばれるボードですので、第10世代CPUを搭載するモデルであることは代わりないと思います。
SamsungがCES 2020で発表した「Galaxy Chromebook」には、4KのAMOLEDディスプレイが搭載されたことで話題になりましたが、予想通りバッテリーの消耗が激しいようで、一部では賛否の分かれるモデルになっています。
また、価格もそれなりに良いお値段であることも一つ問題点かもしれません。
QLEDを搭載するChromebook
「QLED(Quantum-LED)」はSamsungが注力した比較的新しい技術で、CES 2019で発表され、すでにテレビなどに搭載されています。
詳しいことは専門的なメディアに任せるとして、ざっくり言えばOLEDディスプレイよりも劣る部分は多いが、QLEDはそれよりも安価でLCDディスプレイよりも良い、ということのようです。
AMOLEDほど高精細ではないですが、QLEDも精細さと明るさがちゃんとあり、HDRもサポートしているということなので、価格も含めてChromebookにAMOLEDやOLEDはやりすぎ…と思っているユーザーにはQLED搭載のモデルはちょうど良い選択肢になるのかもしれません。
すでに開発は進んでおり、QLEDを搭載するChromebook「Nightfury」がテストされていることは確実なようです。
この書き方を見るとQLED搭載モデルと非搭載モデルの「Nightfury」がありそうな感じですね。
シリーズがどうなるかはわかりませんが、「Galaxy Chromebook」の廉価版的な立ち位置で登場する可能性が高そうです。
リリース時期もはっきりとしていませんが、過去に「Samsung Chromebook Pro」や「Plus」が発表された年の後半に「Plus V2」がしれっと発表されたことを考えると、もしかしたら今年の後半に「Nightfury」が登場することも考えられます。
今後も情報は追っていきたいと思います。
ちなみに「Samsung Galaxy Chromebook」は、米国Amazonから直送可能となっていますので興味のある方はチェックしてみてください。