Windowsなどでも利用できるウィンドウを画面の端に合わせて移動させるとリサイズするスナップ機能のうち、上端に合わせて全画面表示させる機能がChrome OS 84で追加されています。
Chromebookで少々手間なのはこのウィンドウのリサイズだと思いますが、少しずつ改善していることがわかります。
これまでには、左右の端に合わせるとそれぞれ50%のウィンドウサイズになるスナップ機能は実装されていたので使っている方もいると思いますが、上端で最大化して、最大化の状態からウィンドウを下にドラッグすると最大化前の状態に戻る…という機能が使えずモヤっとした経験があるかもしれません。
ご覧頂くようにかなりスムーズに動作するので、Windowsなどと比べても遜色ない使い勝手になると思います。
マウス操作中心でウィンドウを扱う方であれば、この追加は効率アップに役立つはず。
現在、Betaチャンネル 84.0.4147.37にて使えるようになりましたので、おそらく7月頃リリース予定となるChrome OS 84のStableではこの機能が含まれると思います。
またBetaチャンネルでもフラグ有効化などする必要もないため、ちょっと試したい…と思った方は、バックアップを一応取った上でBetaに来ればすぐ試すことができます。
個人的にキーボード操作に抵抗がなければ、”alt”キーと”[ ] – +”キーあたりでできちゃうので、なれている方はこっちの方が良いかも。
参考 THIS HANDY LITTLE WINDOW MANAGEMENT TRICK IS COMING TO CHROME OS 84