LenovoのChromebookと言えば、2020年の計画内にThinkPad Chromebookの存在がありましたが、それとはおそらく別に「Malefor」というTiger Lake世代のCPUを搭載するChromebookをLenovoは開発しているようです。
これまでにTiger Lake世代のCPUを搭載するChromebookは、「Volteer」、「Ripto」、「Deltaur」の3つがありましたが、さらに「Malefor」が加わり4機種が開発されていることになります。
また「Malefor」には、国内でも発売された「Lenovo 10e Chromebook Tablet」(Kodama)の開発関係者も関わっていることが明らかになっています。
この関係者は、以前にも「Hana(Lenovo Yoga N23)」というベースボード開発にも携わっていたこともあり、今回の「Malefor」もLenovoのChromebookである可能性が非常に高いと思われます。
現時点では、この他の情報についてははっきりとしていないため確実なことは言えませんが、もしかしたらLenovoの「Yoga」シリーズのChromebookである可能性もありそうですね。
少し掘り下げてみたものの、USB4とThunderboltはサポートせずUSB3だけというコミットがあったことやヒンジが135度〜360度のときのテストが行われているため、コンバーチブルタイプになる可能性があるといったコミットでくらいなので、詳しいことは今後明らかになっていくと思います。
ちなみに掘り下げる過程で、「Volteer」をベースにした「halvor」というモデルの開発も始まっているようなので、こちらも引き続き追っていきたいと思います。
参考 LENOVO HAS A NEW TIGER LAKE CHROMEBOOK IN THE WORKS CODE NAMED ‘MALEFOR’