先月のはじめ、ヨーロッパ市場でラインナップされていた第10世代のIntel CPUを搭載するAcerの新しい「Chromebook Spin 13(CP713)」シリーズが登場していましたが、続いて米国のAcer公式サイトにもCore i5-10210Uを搭載する「Acer Chromebook Spin 13 (CP713)」が登場しています。
さらに驚くべきはその価格で、Core i5-10210Uに8GBRAM、128GB SSDを搭載したモデルでも629ドルとなっています。
なぜなら、現行モデルが同じ構成で登場したときには899ドルとかなり高めの設定だったので、そこから270ドルも価格を抑えているというのは現行モデル登場を知っている方には衝撃的だと思います。
しかし、ヨーロッパで発売されたモデルは新モデルというだけあって、スペック以外にデザインや外装に変更がありましたが、よく見ると米国版は単純に現行モデルのCPUアップグレートという可能性があります。
スペックについて
現在、米国の公式サイトに掲載されている情報を参照にしています。
Acer Chromebook Spin 13 (CP713) ※米国版? | |
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ディスプレイ | 13.5インチ IPS 2,256×1,504 |
CPU | Core i5-10210U |
RAM | 8GB DDR4 SDRAM |
内部ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSD |
ネットワーク | WiFi ax Bluetooth 5.0 |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 イヤホンジャック |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
サイズ | 299.7×236.2×16.8mm |
重さ | 1.45kg |
価格 | 629ドルから |
現行の「Spin 13」から、CPUが第10世代にアップグレードされ、RAMもDDR3からDDR4へ、Bluetoothも4.1から5.0になり、WiFi 6に対応しています。
しかしそれ以外の部分では、現行モデルとほぼ同じとなっているため、やはり中身のアップグレードと考える方が自然だと思います。
とくにスタイラスペンについて書かれていませんが、スペック概要にWacom EMRペンの記載がないことから、ペン対応が削除されたかUSIスタイラスへの対応が期待されます。
しかし、この「Spin 13」は、価格が629ドルからと現行モデルより遥かに安い価格で販売となるわけなので、単純にコンパクトかつ高画素ディスプレイとハイパワーのChromebookを必要とするユーザーには、かなり良い選択肢となるはずです。
ただ個人的には、ヨーロッパ市場で登場している新しい「Spin 13」シリーズも気になるところですが。
いずれにしても現時点では、米国公式サイトに629ドルのモデルがラインナップされただけですので、今後別のモデルが追加されたり、新モデルが登場する可能性も期待できます。
Acer Chromebook Spin 13 @米国公式サイト
ちなみに今回紹介した現行からのアップグレード版「Spin 13」は、何となく日本でもAmazon限定などで忘れたころに登場しそうな気がしますが、今すぐ登場ということはないでしょうね。
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