日本にいるとあまり馴染みのないGoogleのStadiaですが、先月のアップデートでGoogle Stadiaが5.1 サラウンド・サウンドのサポートをしていますが、WindowsやMacで利用可能になったものの、Chrome OSでは利用できません。
そもそも現状のChrome OSでは、スピーカーやヘッドホン、HDMI経由などはステレオサウンドに限定されている状態のため、このままではStadia(Pro)の4KおよびHDRストリーミングと並んでウリであるサラウンドサポートをChromebookで受けられないことになります。
そのためGoogleは、現在Chrome OSでも5.1あるいは7.1サラウンドのサポートに向けて取り組んでいる最中であることがソース上から明らかになりました。
In brief, this change enables multi-channel audio support (5.1/7.1) for Chrome on ChromeOS. The previous work just fixed channel_layout to be STEREO. doc: https://goto.google.com/stadia-support-5p1-cros
なお、このテストでは「HP Chromebook x2」が利用されているようで、HDMI経由で接続されていることがわかっています。
このことから、サラウンドステレオに対応するハードウェアを搭載しているChromebookであれば、少なくともHDMI接続を利用することでサラウンドサウンドを再生できることが予想されます。
しかし、現時点でようやくコード上に現れたばかりのため、サラウンドステレオがChromebookやChrome OSデバイスで利用可能になるのはもうしばらく先のこととなりそうです。
参考元の予想では、Chrome OS 85 でサポートされる可能性を指摘していますが、早くても9月上旬までは待つ必要があります。
日本だと恩恵がないようにも思いますが…その前にStadiaが展開してくれると面白いんですけどね。
参考 Google working on Chrome OS surround sound support for Stadia’s sake