無事にChrome OS 81が公開されましたが、今回の新機能や変更点をGoogle公式ブログで紹介しています。
これまでのリークやDev、Betaにあったとおり、ChromebookのタブレットモードのジェスチャーやUIが中心となっているようです。
新しいタブレットモードの操作
今回追加されているタブレットモード操作は、”ホームに戻る”や”マルチタスクの表示”、”前に戻る”、”タスクバーを表示”の4つが新しく追加されています。
以下は、Googleの公式ブログから引用。
よりAndroidスマートフォンやタブレットに近い操作ができるようになったので、Chromebookのタブレットモードはもちろん、Chromebookタブレットでの操作感が改善されるというのは嬉しいことですね。
ピクチャー・イン・ピクチャーの拡張
これまでに行えたChromeブラウザ上のPiP機能だけでなく、Google Playストアアプリのピクチャーインピクチャー機能を拡張したようです。
YoutubeやPrime Video、Huluなどを視聴しているときに、ビデオ画面を最小化して、他の操作時に前面表示して作業が行えるようになったようですが、まだ試していません。
タブストリップ機能
これは以前の記事でも紹介していましたが、タブレットモード利用時に、ブラウザの管理に新しいインターフェースが追加されています。
ただ、今後数ヶ月以内に購入できるLenovo Duet Chromebookで最初に行われる…と公式ブログで書かれていますので、現時点では正式に実装されているわけではないようです。
その他の変更点
公式ブログ以外からの報告をさっとまとめておきますが、ひとつはインスタントテザリングの機能が全てのAndroidスマートフォンで利用できるようになったようです。
しかし、Android OSのバージョンが必要化は明記されていないため、厳密には”全て”ではないようですが、これまで「Pixel」シリーズや一部のモデルに限られていた機能が、多くのAndroidスマホで利用できるようになったのは喜ばしいと思います。
が、G Suiteアカウントで利用できるかについても明記されておらず、試した感じG SuiteアカウントでChromebookにログインしていると使えないのは変わらないと思うので、これは早く改善して欲しいポイントですね。
また、ランチャーからのファイル検索機能が改善されているようです。
オンライン、オフライン問わずにデバイス上のファイル検索ができるようになり、もちろんGoogle検索やアプリを検索、Googleアシスタント機能を利用したりすることができます。
と、いうことで今回の大きな変更点はこんな感じのようです。
まだChrome OSの更新が届いていないかたも、数日以内には到着すると思いますので、ぜひ試してみてください。
詳しくはGoogleの公式ブログを御覧ください。