最近は大人しい印象のあったエイサーですが、海外の教育現場向けに新しい「Chromebook 712 (C871)」を発表しました。
販売価格は329ドルからで、MIL-STD 810G準拠の堅牢性だけでなく、海外規格ですが子供への安全認定(ASTM F963-16およびUL / IEC 60950-1)を取得しているのが特長的な機種となっています。
また、性能面も改善が見られ、3:2のアスペクト比を持つディスプレイと最大で第10世代のCore i3プロセッサを搭載するようです。
スペックについて
ディスプレイ | 12インチ IPS 1,366 × 912 |
CPU | Core i3-10110Y Pentium Gold 6405U Celeron 5205U |
RAM | 4GB 8GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC 64GB eMM2 |
外部ストレージ | microSD |
ポート |
USB-C ×2
USB-A ×2 イヤホンジャック |
バッテリー |
最大12時間
|
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 |
その他 |
MIL-STD 810G
ASTM F963-16 UL / IEC 60950-1 |
価格 | 329ドル |
スペックと価格はこのようになっています。
「Chromebook 712」は12インチに3:2のアスペクト比を持つ、IPS方式を採用したディスプレイとなっているのが特長のモデルです。
採用されるCPUについては、最大で第10世代のCore i3-10110YU搭載し、Pentium Glod 6405U、Celeron 5205Uとなっています。
単純な性能面で考えれば、2019年にスタンダードだったモデルよりもよりゆとりのある性能となっていますし、Core i3モデルはハイスペックモデルと呼んでも問題のないものとなりそうです。
RAMとストレージは、それぞれ2種を選択することができ、ストレージに関してはeMMCを採用することで、コストを抑えることができているようですので、おそらく上位でも500ドル以内に収まることが期待されますね。
バッテリー駆動時間も最大12時間と、1日使うには十分なものとなっています。
教育機関向け、というよりも子ども向けの機種という側面をアピールしているようで、堅牢性基準のMIL-STD 810G(MILスペック)に準拠するだけでなく、米国の玩具基準であるASTM F963-16と新しいIT機器の安全規格UL / IEC 60950-1を取得しているのも特長ですね。
このあたりがどう影響するかは、日本だと何ともわかりづらいところではありますが、価格から考えても、子どもに使わせるにはバランスの良いモデルになっていると思います。
価格は329ドルから、米国市場では4月からの販売を予定しています。
ちなみに余談ですが、国内Amazonではこの「712」の下位に位置づけ的な「512」が販売されています。
こちらもコストパフォーマンスが良いモデルとなっていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
[amazon asin=”B082WGP1B8″ kw=”【Amazon.co.jp 限定】Acer Chromebook 512 C851-A14N CeleronN4000 4GB 32GB eMMC 12.0型 Chrome OS” yahoo=”0″ rakuten=”0″]
プレスリリース Acer Launches High-Performance, Durable 12-Inch Chromebook Designed Specifically for Education