「Blackberry KEY2」を開封と実機レビュー。とにかくキーボードが気持ち良い!

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日本で発売前の「Blackberry KEY2」を開封と実機レビュー。とにかくキーボードが気持ち良い!

欲しいけどKEYOneがあるし、だけど気になって仕方がなかった「Blackberry KEY2」ですが、何と日本の正規販売代理店FOX社から「Blackberry KEY2」の実機を提供して頂くことができました。
まさかお声がかかるとは思わず…この場を借りて御礼申し上げます。

さて、最新情報では日本でのSIMフリー版の発売が9月7日ということがアナウンスされ、予約が開始となっているようです。
さらに予想外の「au + 1 collection」からもSIMフリー版の「Blackberry KEY2」がリリースされるということで、これまた展開としては面白い流れになっているようです。

一応、大手キャリアも取り扱うことになりますので、これまで以上に興味を持つユーザーが増えてくると想像できます。少しでも購入前の検討に役立てばと思いまして、今回は日本正規品の「Blackberry KEY2」を開封&実機を触ってざっくりレビューをしていきたいと思います。

目次

「Blackberry KEY2」を開封

と、言いましても今回はレビュー用の提供ですし、実際の梱包とは異なることだけご注意ください。

日本で発売前の「Blackberry KEY2」を開封と実機レビュー。とにかくキーボードが気持ち良い!

まずはダンボールを開封したところ。

続いて化粧箱。

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真っ白。手前側にはシリアルNo.のシールが貼ってありました。

もちろん販売前ということもあるので化粧箱はこんな感じになっています。おそらく実際は「KEYOne」と似たような黒っぽいマットな質感の箱になるんじゃないでしょうか。

ささっと箱を開けてみますと、中身はこのようなものが入っています。

日本で発売前の「Blackberry KEY2」を開封と実機レビュー。とにかくキーボードが気持ち良い!

本体と充電器、USB-Cケーブル、イヤホン、SIMピンです。

実際の製品はこれ+取説や保証書のようなものが入っているかと思います。

では早速本体を拝んでみましょう。今回提供して頂いたのはBlackモデルです。これこそBlackberry!って感じでとても嬉しい。

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このときに思ったことは、「KEYOne」と同じ感覚で持ったんですが、「KEY2」って意外と軽いんですよね。数値的にも12gほど軽い168gということですが、「KEYOne」に慣れていると違和感を覚えるくらい軽く感じました。これは良いことだと思います。

そしてお次は進化したキーボード部分をアップで。

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これがまたすごく良い。試しにポチポチしてみましたが、「KEYOne」で感じた窮屈さが気にならないほど快適な入力が可能になっています。

個人的には「Classic」のキーボードが好みで、指の腹で押すイメージだったんですが、「KEYOne」はキーが小さくなってしまいどうしても爪先でポチポチやる感じだったんです。
しかし「KEY2」では「KEYOne」よりキーが20%大きくなったことで、そこまで気にせず入力することができるようになっています。このあたりは別途記事で比較したいと思います。

では外観を見ていきましょう。

「Blackberry KEY2」の外観チェック

まずは本体右側面から。

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右側はボリュームキー、電源キー、便利キーとなっています。
ここも「KEYOne」からの変更点で、全てのボタン類がこちら側に配置となりました。おかげで操作性もより良くなっています。
余談ですが、ギザギザしてるボタンが電源キーなんですよね。私そこが便利キーだと思ってました…。皆さんもお間違えないように。

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次は本体上部です。こちらはイヤホンジャックのみとなっています。「KEYOne」よりも穴一つ分くらい中央によっています。

今度は本体左側。

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ここにはSIMスロットがやってきました。

そして本体下部です。

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ここにはスピーカー、マイク、USB-Cポートがあります。これも大きな変更点はありません。

最後に裏面です。

日本で発売前の「Blackberry KEY2」を開封と実機レビュー。とにかくキーボードが気持ち良い!

「KEYOne」に比べて表面のザラザラ感が増しています。持った感じも同じくザラっとしていますが、個人的には「KEYOne」は滑りやすく感じていましたので、「KEY2」くらいザラついてくれたほうが滑りにくくて良いと思います。

そしてご覧頂くとおり、大きな変更点としてデュアルカメラ仕様になっていること。

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このカメラには賛否両論あるものの、普段使う上ではそこまで気にすることもないというのが海外のレビューです。ただ暗所での撮影がちょっと苦手なのは相変わらずのようなので、使いどころに注意は必要そうです。

このあたりで外観チェックは終わりにして、起動させたいと思います。

「Blackberry KEY2」を起動

「KEY2」は最初からAndroid 8.1 Oreoとなっています。

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このとき瞬時に思いました。「KEYOne」よりも明らかに起動が早いんです。
最近いろいろと試していたので、再起動させることが多かったんですけど、決して遅いわけではないのですが、共に使っている「Nokia 7 Plus」と比べると正直ちょっと遅い印象を受けました。

しかし今回の「KEY2」は「Nokia 7 Plus」と同じCPU、Snapdragon660を採用していますから、体感的にも「KEYOne」より早く感じたというところです。

そしてホーム画面へ。

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プリインストールアプリに関しては、GoogleアプリとBlackberryアプリの他に大きな変化はありませんが、「battery log」、「セーフガード」、「feedback」の3つがインストールされていました。いずれもアンインストールはできませんが無効化は可能なようです。

そしてこうやって作業しているときにも、変な引っかかりは感じませんし、アプリの切り替え時に「KEYOne」では微かに感じたモタつきなども感じなくなっていますので、CPUのグレードアップが効いているんだと思います。

ベンチマークなどはすでに海外メディア他、国内ブログ等でも取り上げられていますのでここでは割愛します。

ということで、実際に少し使ってみた感想をまとめていきます。

「Blackberry KEY2」の使用感レビュー

「KEYOne」をしばらく使ってきた身からすると、同じ感覚で手に取って使えば違いがすぐわかると思います。持った感じや本体の質感、キーの触り心地と打ち心地の違い、とにかく全てが変化しています。

細かいところについては、後ほど別記事で「KEYOne」との比較をまとめようと思っていますのでそちらをご覧ください。

個人的に「KEY2」が良いって感じたポイントは、記事のタイトルにも書いてしまいましたが、とにかくキーボードが打ちやすくなったというのが大きいと思います。ただ「KEYOne」の感覚だとキーのサイズが違うことで少し位置がズレちゃうのでそこだけ注意ですかね。

あと例のスピードキーですが、確かにいちいちホームに戻ってアプリを起動して…という手間がないのは楽なんですが、事前にショートカットキーを設定しておく必要があったりするので、実用的というよりはあると便利かも?な機能になっています。

「KEYOne」も決して悪いモデルではないですし、個人的にはかなり好きな機種ではあります。しかし「KEY2」を触ると「KEYOne」に戻るのはなかなか難しい気がするくらい「KEY2」は良い出来だと思います。
しかし価格面等を考えると正直悩ましいところではあります。

実際に使う前までは「KEYOne」のブラックエディションも悪くないと思っていますし、今もそう思っています。
ただ黒色でなくても良い、と思うのであれば「KEY2」のシルバーエディション(64GBモデル)を選ぶ方が幸せになれそうな気がします。どうしても黒じゃなきゃいけないけど予算が…となれば「KEYOne」でも十分良いと思いますが、予算が許すのであれば「KEY2」が良いかと思います。

ただ雰囲気というか高級感があるのは「KEYOne」なんですよね…おそらくキーボード部分のガラスがそう思わせるんだと思いますが。「KEY2」の方はつや消しブラック系なのでオモチャっぽさがありますし。ここについては実際に店頭で実機をご覧になった方がよいかと思います。

全体的な使い勝手に関しては「KEY2」がより良くなっていますので、このあたりはユーザー側の好みになりそうです。

正直なところ、実機を触るまで「KEY2」はスルーするかなぁと思っていましたが、触ってしまったら急激に欲しくなるアレがあります。ですので「KEYOne」ユーザーであっても一度実際に触ってみて購入の可否をご判断頂ければ良いんじゃないでしょうか。

まとめ

ということで長々と書いてしまいましたが、「Blackberry KEY2」について皆さんどうでしょうか。
個人的には「Blackberry KEY2」は当たりだと思います。

もちろん「KEYOne」から乗り換えを考えるとパンチが弱いのは認めざるを得ませんが、そうでない初めてBlackberryを使う方や昔使っていたけど…というユーザーには満足できる1台かと思います。

とくに物理キーボード初心者にとっては、キーが大きいというだけでも扱いやすくなっていますし、スペックも日常使いでも何ら不便のない仕上がりです。ただゲームをガッツリやる機種ではないというところだけご承知頂ければ、とても良い機種ではないでしょうか。

あと1点大事なことを忘れていましたが、日本語入力(アプリ側)については相変わらずなので、より快適に文字入力をするためには「Google日本語入力」や「AquaMozc for BlackBerry」といったアプリを利用する必要があります。ここも別途紹介できればと思っています。

今回は正規代理店からの販売だけでなく、auでの取扱があり、もちろんいずれもSIMフリー端末ですので今まで興味はあったけど手が出なかった方には良いチャンスかと思いますので、ぜひ「Blackberry KEY2」あるいは「Blackberry KEYOne」を手に取って試して貰えればと思います。

冒頭でも書きましたが、Amazonや家電量販店などでは予約が開始されており、発売は9月7日となっています。しばらくすれば店頭に実機も並ぶかと思いますから、ぜひぜひBlackberryを検討してみてくださいね。

ちなみに今回の「Blackberry KEY2」のレビューの流れとしては、次回に前モデル「Blackberry KEYOne」と実機による比較を行いたいと思います。そしてしばらく使ったあとに改めてレビューを書く、ということを想定していますので、そちらも併せてご覧頂ければと思います。

本当、触っちゃうと欲しくなるから気をつけた方がいいです(笑)

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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