Google は、Android および iOS 向けに「Google Home」アプリのバージョン 4.1 を配信開始しました。
今回のアップデートでは、Gemini と連携する新機能 「Gemini for Home(家に質問する)」 の早期アクセス登録が日本でも可能となっています。
Google Home 4.1 のアップデート概要
10 月上旬にリリースされた Google Home 4.0 では、Gemini を基盤とした新しいデザインと新機能が導入されました。
今回の 4.1 アップデートは、その大規模リニューアル後に行われる最初の改善リリースで、ユーザーからのフィードバックを反映した複数の修正が含まれています。
主な変更点は以下のとおりです。
- Ask Home (家に質問する) の対象拡大:より多くの Google Home Premium プラン加入者に提供(Google AI Pro / Ultra プラン加入者も含まれる)
- Home タブのスクロールをよりスムーズに改善(特に iOS で改善)
- Android 版で「All on」ボタンの動作精度を改善
- Ask Home (家に質問する) の Home Brief (日々のまとめ) 表示が誤って前日の内容を示す問題を修正
日本でも「Gemini for Home」早期アクセス登録が可能に
今回のアップデートにより、日本を含む複数の国で「Gemini for Home」機能への早期アクセス登録が解禁されました。
筆者の環境(Android 版 Google Home 4.1、日本の Google アカウント、Google AI Pro プラン)でも、アプリ設定画面の最下部に「Gemini for Home 機能への早期アクセスに登録する」という項目が表示され、実際に登録できることを確認しています。


登録後は「Gemini for Home 機能の早期アクセスに登録しました。新しい機能が家で利用可能になると、通知が届きます」と表示され、現時点では ウェイティングリスト登録 の段階となっています。
まとめ
Google Home 4.1 の配信によって、Gemini との統合がさらに進みつつあります。現時点では早期アクセス登録のみですが、日本でも正式展開が近いことを示す動き言えます。
なお、日本における Gemini for Home の AI 機能の展開は、2026 年初旬が予定されています。
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