Google が開発するキーボードアプリ Gboard のベータ版から、アポストロフィ(’)を入力した後に、自動でキーボードを文字入力モードに戻す新機能を導入していることが報告されました。
これは Android Authority が Gboard のベータ版 v16.2.4.815623744 の解析をして発見したもので、将来的に「Auto-switch after apostrophe」と呼ばれる設定が追加される可能性が示唆されました。
新機能「Auto-switch after apostrophe」の挙動
この機能が有効になると、ユーザーがアポストロフィ(’)を入力した直後、Gboard は自動的にアルファベットのキーボードレイアウトに戻ります。これにより、キーボードを都度手動で切り替える必要がなくなり、よりスムーズで途切れのないタイピングが可能になります。

この変更により、特に英語のようにアポストロフィを頻繁に使用する言語で文章を作成するユーザーにとって、タイピングの快適さを大きく向上させる可能性があります。
対応予定の言語
この機能は、英語だけでなく、アポストロフィが使われる多くの言語で利用可能になる見込みです。現在判明している対応予定言語は以下の通りです。
- 英語
- フランス語
- ドイツ語
- オランダ語
- ギリシャ語
- フィンランド語
- デンマーク語
- ノルウェー語(ブークモール、ニーノシュク)
- スウェーデン語
- アルバニア語
- イタリア語
- ポルトガル語
- トルコ語
- ウクライナ語
- ポーランド語
- チェコ語
- ウェールズ語
- マケドニア語
- カタルーニャ語
- ガリシア語
まとめ
この「Auto-switch after apostrophe」機能は、現在テスト段階にあり、まだ一般ユーザーには提供されていません。また、アプリの内部コードを解析して明らかにされたもので、将来的にリリースされない可能性や機能が変更となる可能性もあります。
日本語環境では影響の少ない機能の追加ですが、対応する言語を頻繁に利用するユーザーにとっては便利なアップデートとなりそうです。