PLAUD 株式会社は、AI ボイスレコーダー Plaud シリーズの最新モデルとなる「Plaud Note Pro」を、2025 年 10 月 14 日より日本国内で発売することを発表しました。同モデルは、世界累計 100 万ユーザーを突破した Plaud シリーズの最新フラッグシップモデルです。
本製品は、ドイツ・ベルリンで開催された IFA 2025 にて「Best in Accessibility Focused Product」最優秀賞を受賞し、ワンタッチで重要箇所を記録できる「ハイライト記録機能」と、ノイズを抑えながら最大 5 m 先の音声を捉える「AI 指向性収音技術」などを搭載しています。
Plaud Note Pro の主な機能と特長
「Plaud Note Pro」は、ユーザーの利便性を追求した、様々な AI 機能を複数搭載しています。

ハイライト記録機能
会議や商談中にボタンをワンタッチするだけで、重要な発言を「ハイライト」として記録できます。AI が文脈を理解し、その箇所を優先的に要約や整理に反映するため、後から効率的に振り返ることが可能です。
AI 指向性収音技術
本体には 4 基の超小型高性能 MEMS マイクを搭載。AI によるノイズ抑制で、最大 5 m 離れた音声も明瞭に収録できます。オフィス会議から講演録音まで幅広いシーンで活用できます。
スマートデュアルモード録音
振動接触センサー(VCS)を内蔵しており、MagSafe 対応ケースを介してスマートフォンに装着すると、通話時の音声振動を直接検知してクリアに録音できます。さらに、対面での会話と電話通話を自動で判別し、最適な録音モードにシームレスに切り替えます。
- 音声強化モード: 最大 30 時間録音(最適収音範囲 5m)
- 長時間駆動モード: 最大 50 時間録音(最適収音範囲 3m)
デザインとディスプレイ
厚さ 2.99 mm、重さ 30 g のクレジットカードサイズで携帯性に優れ、Corning Gorilla Glass 採用の 0.95 インチ AMOLED ディスプレイを搭載し、直射日光下でも高い視認性を確保しています。

次世代 AI 基盤「Plaud Intelligence」
Plaud Note Pro の中心的な機能となるのが、音声・画像・テキスト・ハイライトといった複数の情報を統合処理するマルチモーダル AI「Plaud Intelligence」です。
これにより、 AI が「誰が・何を・どの資料について話したか」を文脈として理解し、より精度の高い議事録を生成します。
3,000 種類以上の業界別要約テンプレート
3,000 種類以上の業界別テンプレートを搭載し、経営層・実務担当者・営業など立場に応じた最適な要約を生成します。医療(SOAP 形式)やコンサルティングなど、多様なビジネスシーンに対応します。
質問応答機能「Ask Plaud」
記録したノートの内容について質問すると、AI が音声ソースに基づいて回答します。要約から次のアクションに繋がりそうな質問を提案したり、複数の記録を横断して関連情報を検索したりすることも可能です。
発売日・価格・販売情報
Plaud Note Pro は、2025 年 10 月 14 日から販売を開始し、価格は 30,800 円となっています。
カラーはブラックまたはシルバーの 2 色展開で、Amazon や楽天市場、家電量販店などでも販売されます。
なお、Plaud は 10 月 14 日~17 日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2025」に出展予定となっており、「Plaud Note Pro」の実機デモンストレーションに加え、セールスディレクターの鈴木直幸氏によるセミナー「AI で議事録が変わる-Plaud AI で始める業務効率化」も予定されています。
出典: PLAUD