Google、ノーコード AI アプリビルダー「Opal」を日本を含む15か国で提供開始

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Google は、Google Labs で実験的に開発を進めているノーコード AI ミニアプリビルダー「Opal」の提供地域を拡大したことを発表しました。今回の拡大により、日本を含む新たに 15 か国で Opal が利用可能になります。

Opal は、プログラミングの知識がなくても自然言語だけで AI を活用したミニアプリを構築できるツールです。

2025 年 8 月に米国で先行公開された際には、想定を超える高度で実用的なアプリが多数開発され、より多くのユーザーに提供を求める声が寄せられていました。

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日本など 15 か国で新たに展開

今回、新たに提供が開始される国は、日本、カナダ、インド、韓国、ベトナム、インドネシア、ブラジル、シンガポール、コロンビア、エルサルバドル、コスタリカ、パナマ、ホンジュラス、アルゼンチン、パキスタンの 15 か国です。

ワークフロー機能の強化とパフォーマンス向上

提供地域の拡大とあわせて、ユーザーから要望が多かったワークフローの透明性と信頼性を高める機能改善も行われています。

まず、高度なデバッグ機能 が追加され、ノーコード環境のままワークフローをステップごとに実行・確認できるようになりました。エラーはリアルタイムで検出され、問題のあるステップが即座に表示されるため、修正にかかる時間を大幅に短縮できます。

さらに、Opal の基盤パフォーマンスも改善されており、これまで新しいアプリを作成する際に最大 5 秒ほどかかっていた処理が短縮され、複数のステップを同時に実行できる「並列実行」にも対応しました。これにより、複雑なワークフローを含むアプリでもより快適に動作します。

AI アプリ開発をより身近に

Google は、Opal が業務プロセスの自動化やマーケティングの効率化、クリエイティブな発想の実現など、幅広い用途で役立つとしています。

Opal は公式サイト ( opal.withgoogle.com ) から利用でき、開発者やクリエイターは Discord 上のコミュニティで他のユーザーと交流することも可能です。

出典: Google

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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