Gboard、誤った自動修正をタップで簡単に取り消せる新機能を追加

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Google のキーボードアプリ 「Gboard」 に、自動修正された単語をすぐに元に戻せる新機能が追加されました。

この機能により、入力後に自動修正が行われた部分がハイライト表示され、タップすることで修正前の単語に戻すことができます。

目次

自動修正された単語をハイライト表示

スマートフォンの入力では誤変換やタイプミスが起こりやすく、Gboard にはそれを補う自動修正機能が搭載されています。ただし、意図と異なる単語に置き換わってしまうこともあり、気付かないまま送信してしまうケースもあります。

Android Authority によれば、今回の新機能によって、Gboard が自動修正を行った箇所がハイライトで表示され、どの単語が変更されたかをすぐに確認できるようになりました。

ハイライトされた単語と元に戻す操作の通知

さらにハイライトされた部分をタップすると、修正前の単語が候補として表示され、ワンタップで元に戻すことが可能です。

バックスペースより直感的な操作に

従来の Gboard では、バックスペースキーを押すことで自動修正を取り消すことができました。しかし、スペースの調整や別の修正を行う際に、誤って正しい単語まで削除してしまうこともありました。

新しく追加された 「タップで元に戻す」 機能では、誤修正のみをピンポイントで取り消すことができ、ツールバーのスペースを使わず、入力の流れを止めずに操作できる点も利便性が高いポイントです。

AI 校正との連携も想定

この機能は、Gboard に順次追加されている AI 校正機能や文章提案機能とも組み合わせて利用できるよう設計されています。長文入力や文全体の修正が行われた場合でも、どの箇所が自動で変更されたのかを簡単に確認できます。

現時点では設定画面に専用の設定はなく、既存の 「自動修正」 を有効にしていれば自動的に利用できる仕様です。

現時点では日本語環境での確認できず

HelenTech でもこの機能を検証しましたが、日本語入力環境 (12キーおよび QWERTY の英語) や English (US / QWERTY) のいずれでも確認できませんでした。そのため、現時点では段階的に展開されているか、言語設定によって動作が異なる可能性があります。

Gboard は世界中で数億人が利用しており、入力時の誤修正を防ぐうえで有用な改善となっています。

出典: Android Authority

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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