Google Home アプリのアップデートにより、これまで削除できずにアプリ内に残り続けていた、いわゆる「ゴーストデバイス」を完全に削除できる機能が追加されました。この変更は、長年にわたり多くのユーザーが抱えていた不満を解消するものです。
アプリに残り続けた「ゴーストデバイス」をようやく削除可能に
これまで Google Home アプリでは、故障したり、接続解除したりしたスマートホームデバイスがアプリの設定画面に残り続け、削除する明確な方法がないという問題がありました。
この問題を解決するため、一部のユーザーはアプリ内で新しい「家」を作成し、デバイスを再設定するという手間のかかる対応を余儀なくされていました。
しかし、最近の Google Home のアップデートにより、削除できないまま残されていた古いデバイスをようやく削除できるようになったことが Reddit で報告されました。
この問題は、ユーザーから長らく報告されており、今回のアップデートは多くのユーザーにとって待望の機能改善となります。
Gemini 統合を控えたアプリ刷新の一環か
このデバイス削除機能は、Google Home アプリ全体の大規模なアップデートの一環として提供されているようです。
Google は、10 月 1 日に開催予定のイベントで、Gemini の Google Home アプリへの統合や、新しい Nest ハードウェアの発表を計画していると見られています。
今回のアップデートは、それに先駆けて行われたものと考えられます。実際に、iOS の Google Home アプリアイコンは Gemini のロゴを彷彿とさせるグラデーションカラーを取り入れた新しいデザインに変更されています。
いずれにしても、これまでユーザーを悩ませていたデバイスを削除できないという問題が解消されたことは、歓迎すべき変更となります。
出典: PiunikaWeb