モトローラ・モビリティ・ジャパンは、新しい折りたたみスマートフォン「motorola razr 60」を発表しました。SIM フリーモデルの「motorola razr 60」は 2025 年 10 月 10 日に発売予定で、価格は 135,800円(税込)です。
加えて、シリーズ最上位モデルとなる「motorola razr 60 ultra」も 2025 年 12 月に発売されることが明らかにされました。
「motorola razr 60」の主な特長
「motorola razr 60」シリーズは、デザイン性や使いやすさはもちろん、耐久性も重視したバランスの取れたモデルです。主な特長は以下の通りです。
進化した moto ai を搭載
AI パフォーマンスが従来モデルから約 15% 向上しました。気分に合わせて自動で選曲してくれる「プレイリストスタジオ」や、音声を書き起こして要約する「おまとメモ」といった新しい AI 機能が追加され、ユーザーのスタイルに合わせた使い方が可能です。
ディスプレイと堅牢性
razr シリーズの象徴とも言える 3.6 インチの大型カバーディスプレイを搭載し、最大 90Hz リフレッシュレートに対応、アプリの操作や通話、新機能の「おまとメモ」などを、端末を開くことなく利用できます。
メインディスプレイは最大 120Hz リフレッシュレートに対応した 6.9 インチ (2,640 × 1,080) pOLED を採用しています。
本体の折りたたみ部分には、より強度を高めたチタン製のヒンジプレートを採用し、耐久性への不安を解消しています。また、IP48 の防塵・防水性能を備えており、日常の水濡れなどにも安心して使用できます。
パフォーマンスとバッテリー
razr 60 シリーズは、プロセッサに MediaTek Dimensity 7400X、12GB RAM と 512GB ストレージを搭載するミッドレンジクラスの性能を備えており、日常的な操作から複数のアプリ利用まで快適に行える性能を備えています。
バッテリーは最大 30W の有線充電(約 15 分で最大 12 時間駆動)と 15W Qi ワイヤレス充電に対応した 4,500mAh を搭載しています。
その他の性能・機能
50MP メインカメラと 13MP 超広角兼マクロカメラのデュアルカメラ、32MP フロントカメラ、側面指紋センサと顔認証、NFC とおサイフケータイ対応、Wi-Fi 6E と Bluetooth 5.4、eSIM などを備えています。
本体サイズは、展開時が 171.30 × 73.99 × 7.25mm、折りたたみ時は 88.08 × 73.99 × 15.85mm となります。重さは約 188g です。

なお、国内ではSIMフリーモデルの「razr 60」のほか、ソフトバンク向けの「razr 60s」、NTTドコモ向けの「razr 60d」も展開されます。
最上位モデル「motorola razr 60 ultra」も発表
シリーズの最上位モデルとして「motorola razr 60 ultra」も発表されました。こちらは最新の「moto ai」機能と、より高いパフォーマンスを発揮する Snapdragon 8 Elite プロセッサーを搭載しています。
デザイン面では、高級感のあるアルカンターラ素材を採用し、強度に優れたヒンジプレートを備えることで、デザイン性と耐久性を両立させています。カラーは「PANTONE Scarab (スカラベグリーン)」です。
発売は 2025 年 12 月を予定しており、価格などの詳細は 11 月下旬に改めて発表される見込みです。
なお、ベースの「motorola razr 60」シリーズと「motorola razr 60 ultra」のどちらも、今年 4 月にグローバルで発表されています。詳しくは以下の記事をご覧ください。