Samsung の天気アプリは、気温や UV インデックスといった基本的な情報を網羅していますが、以前のアップデートで「花粉情報」の表示機能が削除されていました。しかし、リークされた次期バージョン One UI 8.5 のビルドから、この機能が復活する可能性があるようです。
Android Authority がテストしたビルドによると、One UI 8.5 の天気アプリには、花粉情報の表示機能が再び搭載されているようです。
天気アプリで花粉情報の復活
Samsung、One UI 7 のアップデートで天気アプリから花粉情報の表示機能を削除しました。これにより、アレルギーがあるユーザーからは Reddit や Samsung の公式コミュニティで不満の声が上がっていました。
アプリ下部に埋め込まれたリンクから Weather.com (日本ではウェザーニュース) にアクセスすれば情報を確認できたものの、アプリ内で直接確認できる専用のカードはなくなっていました。
今回リークされた One UI 8.5 のビルドでは、この花粉情報カードが復活していることが確認されました。
このカードでは、「木」、「草」、「ブタクサ」の花粉レベルが、色分けされた葉のアイコンと共に「なし」、「低い」、「中程度」といったレベルで表示されるようになっています。

いずれかのアイコンをタップすると、数日先の予報など、より詳細な情報を確認できる提供元のページに移動します。
iOS に似た新しい UI デザイン
One UI 8.5 の天気アプリにおける変更は、花粉情報の復活だけではなく、アプリのユーザーインターフェースも、iOS に似たデザイン要素を取り入れて刷新されています。
例えば、「戻る矢印」や「検索アイコン」、「3点メニュー」といったナビゲーションボタンが新しいデザインに変更されており、これは One UI 8.5 で予定されている、より広範なデザイン変更の一環と考えられます。

まとめ
ただし、現時点では開発中の機能であるため、将来の公式リリースで変更されたり、搭載が見送られたりする可能性もあります。
また、この花粉情報機能がすべての Galaxy スマートフォンに展開されるか、またすべての地域によって利用できるかも不明です。
情報の提供元次第となりますが、日本ではウェザーニュースが Samsung 天気アプリの情報を提供しています。これは、すでに花粉情報を利用できる「Pixel 天気」アプリと同じ提供元であるため、もし Samsung の天気アプリでも同様の機能が利用可能になれば、日本のユーザーへの花粉情報の提供も期待ができます。