Google が 10 月 1 日に発表を予定している新しいスマートスピーカーと Nest Cam について、新しいスピーカーの名称が 「Google Home Speaker」 となり、「360度オーディオ」 を搭載する可能性が報告されました。
この情報は、9to5Google が Google Home アプリの最新バージョン (3.41) の APK ファイルを解析し、今後の機能に関連する文字列を発見したことで明らかになりました。
新名称は「Google Home Speaker」に?
今回発見されたコードには、「Enjoy 360 audio on the Google Home Speaker and 2K video on the new Nest Cams and Doorbells… (Google Home Speaker で360度オーディオを、新しい Nest Cam と Doorbell で2Kビデオをお楽しみください)」という記述が含まれています。
これが仮の名称でない場合、新しいスピーカーは 「Google Home Speaker」 と名付けられることになります。
この名称は、近年の 「Nest Mini」 や 「Nest Audio」 といった Nest ブランドから離れ、初代の 「Google Home」 シリーズへの回帰を意味します。
なお、以前のリークでも同様に「Google Home Speaker」と呼ばれていました。
Gemini for Home と新しいハードウェア
リークされた情報によると、新しいハードウェアは 「Gemini for Home」 を最大限に活用するために設計されているとされています。
特徴として挙げられている 「360度オーディオ」 は、事前に公開された丸みを帯びたデザインからも期待される機能です。また、新しい Nest Cam と Doorbell は 2K ビデオに対応することも示唆されています。
アプリも再設計され、新しい音声アシスタント 「Gemini」 の導入や、より自然な会話で操作できる 「Gemini Live」、家の自動化や動画履歴の検索ができる 「Ask Home」 といった機能が追加されるようです。
新プラン「Google Home Premium」
別のリークで示唆されたように、現在の 「Nest Aware」 は 「Google Home Premium」 にリブランドされる予定です。
Gemini を活用した高度な機能や、AI によるイベントの詳細な説明、通知、日次サマリーといったセキュリティ機能は、この 「Google Home Premium」 の加入者に提供される見込みです。
まとめ
現時点では、「Google Home Speaker」に関する情報は新しい Nest Cam と Doorbell ほどありません。
しかし、今回のリークによって、少しだけ情報が明らかになりました。今後、発表が近づくにつれてより詳しい情報が出てくるものと思われます。
出典: 9to5Google