Samsung、2nm プロセスの Exynos 2600 を今月量産開始。Galaxy S26 シリーズ搭載の可能性高まる

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Samsung Exynos のイメージ画像

Samsung の新しいアプリケーションプロセッサ (AP) 「Exynos 2600」が開発を完了し、今月下旬から量産に入る見込みです。

このチップは Samsung 初の 2nm プロセスを採用しており、来年登場予定の Galaxy S26 シリーズに搭載されることが有力視されています。

目次

Galaxy S26 シリーズで Exynos が復活へ

韓国の FNNews によると、これまで Exynos チップは、発熱や電力効率の問題から、一部のフラッグシップモデルでは採用が見送られてきました。

しかし、Exynos 2600 は性能が大幅に向上しているとされ、Samsung は次世代 AP「Exynos 2600」の完成度に高い自信を持っており、今月下旬からの量産を予定していると伝えています。

これにより、2024年の Galaxy S24 シリーズ以来、2年ぶりに Galaxy の主力フラッグシップモデルに Exynos チップが搭載される可能性が高いことを示唆しています。

2nm プロセスと新技術による性能向上

Exynos 2600 は、Samsung の半導体部門である Samsung Foundry にとって、初めて 2nm のゲートオールアラウンド (GAA) プロセスを適用したフラッグシップチップです。

この最先端の製造技術により、前世代に比べて電力効率と発熱制御の性能が大幅に向上すると期待されています。

また、新しい熱管理ソリューションである「ヒートパスブロック (HPB)」の採用も予定されており、チップの安定性を高めるのに役立ちます。

競合チップに匹敵するパフォーマンス

以前 Geekbench で発見された最新のベンチマークスコアでは、シングルコアが 3,309、マルチコアが 11,256 を記録しました。

これは Qualcomm の昨年のフラッグシップチップ Snapdragon 8 Elite や、まもなく発表される予定の Snapdragon 8 Elite 2 などの競合と肩を並べられるようになっていることを示しています。

まとめ

これまでにも、Samsung は Galaxy S26 シリーズにおいて Exynos 2600 チップの採用を目指して取り組みを強化していることが伝えられていました。

Exynos 2600 が初の 2nm チップセットになることや、前回のベンチマークスコアでの性能向上の示唆、そして今回の量産開始の流れは、Galaxy S26 で Exynos チップが復活することを示唆しています。

現時点では、Galaxy S26 シリーズのどのデバイス、どの地域のデバイスで採用されるかは分かりませんが、発表が近づくにつれて、その情報も明らかになっていくことが期待されます。

出典: FNNews

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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