Google は 2025 年 9 月 11 日(現地時間)、Google ドライブのホーム画面に表示される「推奨」のファイルに、Gemini による要約を表示する新機能を発表しました。
このアップデートにより、ユーザーはファイルを開くことなく、ドキュメントや PDF などの内容をすばやく把握できるようになります。
Gemini によるファイルの自動要約機能
今回のアップデートにより、Google Drive のホーム画面にある「候補」セクションに表示される特定のファイルについて、Gemini が生成した要約が直接表示されるようになります。

この機能は、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、PDF ファイルが対象です。
ファイルにカーソルを合わせると「詳細を表示」ボタンが現れ、これをクリックすることで、より詳しい分析の確認や、Gemini のサイドパネルでファイルに関する追加の質問を行うこともできます。
展開スケジュールと対象ユーザー
この新機能は、対象プランのユーザーで Google ドライブの Gemini が有効になっている場合、管理者による設定なしでデフォルトで有効になります。
即時リリースおよび計画的リリースドメインのどちらも、2025 年 9 月 4 日から最大 15 日間かけて段階的に展開されます。
この機能は、以下のユーザーが利用可能です。
- Google Workspace Business Standard および Plus
- Google Workspace Enterprise Standard および Plus
- Google AI Pro for Education
- Google AI Pro
- 旧 Gemini Business および Gemini Enterprise アドオン
まとめ
Google ドライブのホーム画面で直接ファイルの要約が確認できるようになったことで、目的のファイルを探す際の利便性が大幅に向上します。
多くのファイルを扱うユーザーにとって、一つひとつファイルを開く手間が省け、作業効率の改善につながる便利なアップデートです。
記事執筆時点では、HelenTech の管理している Google Workspace アカウントなどではまだ確認することができませんでした。