まもなく発表されるとみられる Google の新しいスマートホーム製品に関するリーク情報が続いており、今回は、次期「Google Nest Doorbell 2K」のパッケージ(化粧箱)がリークされ、解像度や視野角といった詳細なスペックが明らかになりました。
また、パッケージには Gemini を含む一部の AI 機能が有料プランへの加入を必要とすることが記載されていることも確認されました。
Nest Doorbell 2K の詳細スペックが判明
今回リークされたのは「Google Nest Doorbell (wired, 3rd generation)」の小売パッケージで、これにより正式名称が「Nest Doorbell 2K」となることが確認されました。パッケージの背面には詳細な仕様が記載されています。
解像度と視野角が向上
仕様によると、解像度は 2K HDR に対応し、具体的な数値は 2048 x 2048 となります。これは現行モデルの 960 x 1280 から大幅な向上です。
また、視野角 (FOV) も現行の対角 145° から対角 166° へと広がり、より広い範囲を映し出すことが可能になります。
その他の仕様と同梱物
ナイトビジョン、双方向音声、耐候性といった基本的な機能は従来モデルから変更ありません。動作温度 (−20°C 〜 40°C) や、ドアベルの電源要件 (16-24 VAC 10-40 VA, 50/60 Hz) も据え置きとなるようです。
同梱物は以下の通りです。
- Nest Doorbell 本体
- チャイムコネクター
- ベースプレート
- 20° ウェッジ
- ワイヤーコネクター
- 六角キー
- 壁用ネジ/アンカー
- スペーサー
- 窓用デカール
Gemini など AI 機能は有料プランが必須に
今回のリークで注目されている点は、パッケージに記載された以下の文言です。
Subscription (sold separately) required for certain features, including Gemini and some AI experiences.
(Gemini や一部の AI 体験を含む特定の機能には、別途サブスクリプションが必要です)
これは、Google が 10 月 1 日に発表を予告している Google Home への Gemini 搭載と関連するものとみられます。
高度な AI 機能を利用するためには、現行の Nest Aware とは異なる新しいサブスクリプションプラン「Google Home Premium」などへの加入が必要になる可能性を示唆しています。
まとめ
今回のリークにより、次期 Nest Doorbell 2K は、解像度と視野角の向上しますが、その一方で、Gemini を活用した高度な機能は有料プランが必要になる可能性が改めて示されました。
価格や発売日、新しい有料プランの具体的な内容については、まもなく行われるとみられる公式発表で明らかになるはずです。
出典: 9to5Google, Reddit