「Pebble 2 Duo」が量産開始。初回分は9月中旬出荷、防水性能など注意点も公開

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2025 年 3 月に復活が発表されたスマートウォッチ「Pebble」プロジェクトについて、創業者である Eric Migicovsky 氏は、Pebble 2 を再設計した「Pebble 2 Duo」が量産段階に入り、早ければ 9 月中旬から出荷が開始されることを発表しました。

あわせて、製品の防水性能やバッテリー寿命、購入者が事前に知っておくべき注意点についても詳細な情報が公開されています。

目次

Pebble 2 Duo が量産開始、出荷は 9 月中旬から

Pebble の創業者である Eric Migicovsky 氏は、新生「Pebble 2 Duo」がすべてのテストと設計変更を終え、正式に量産を開始したことを明らかにしました。

同氏によると、目標数のユニットを製造するにはさらに 2 ヶ月ほどかかる見込みですが、出荷スケジュールについても言及されています。

  • 初回予約者: 9 月中旬
  • 後続の予約者: 9 月下旬
  • 「Batch 2」の注文者: 10 月

倉庫から目的地までの発送には、約 1 週間かかるとのことです。

防水性能とバッテリーについて

Pebble 2 Duo は設計が改善され、20m の耐水性能を備えています。これにより、雨の中での使用や手洗い、水に短時間つけるといった日常的な利用は問題ありません。

しかし、注意点としてこの時計は ダイブウォッチではない ため、長時間の水没やダイビングには使用できません。

また、お湯(シャワーや温泉など)や高圧の水流に晒すと、防水性を保っている接着剤が劣化し、防水性能が失われる可能性があるため、避ける必要があります。

バッテリーは将来的に 4 週間を目指す

バッテリー寿命については、現在のソフトウェアバージョンで約 2 週間となっています。

Pebble 2 Duo のハードウェアはより長いバッテリー寿命に対応しており、今後のソフトウェアアップデートによって、これを約 4 週間まで延長することを目指してい るとのことです。

創業者から購入者へのメッセージ

Migicovsky 氏は、今回のプロジェクトが大企業によるものではなく、数名のチームで運営されている小規模なものであることを強調し、製品に対する期待値を正直に伝えています。

Pebbleの魅力は健在

長いバッテリー寿命、屋外でも見やすい e-paper スクリーン、物理ボタンといった Pebble 本来の魅力はそのままです。10,000 を超える既存のアプリやウォッチフェイスも利用できます。

Nomad Goods の協力を得て設計された新しい小型充電ドングルや、優れたバックライト、防水ながらも十分な音質のスピーカーなど、細かな点も改善されています。

事前に知っておくべき注意点

ユーザーが製品に満足できるよう、以下の点が注意点として挙げられています。

  • ストラップ: 付属のストラップは基本的なものですが、標準的な 22mm のクイックリリース式のため、市販のバンドと簡単に交換できます。
  • 振動モーター: 以前のモデルよりは強くない可能性がありますが、ソフトウェアで改善される見込みです。
  • ディスプレイ: スクリーンの縁に、光学接着剤の特性によるわずかな黄ばみが見られる場合があります。
  • ボタン: ボタンは耐久性を高めるために補強されており、Pebble 2 よりも少し押し心地が硬くなっています。
  • 保証と返金: ハードウェアの欠陥に対しては 30 日間の交換保証が提供されますが、購入者都合による返金は受け付けていません。

注文確認と関税について

今後、予約者には info@rePebble.com から注文内容の確認メールが送信されます。このメールを通じて、Pebble Time 2 への注文変更や、追加のストラップ、充電器などのアドオン購入が可能です。

配送は DDP(仕向地持ち込み渡し・関税込み)方式で行われ、関税や VAT などの税金は出荷前に支払う必要があります。

まとめ

ついに Pebble 2 Duo の量産が開始され、初回出荷は 9 月中旬に予定されています。

当初の予定よりも少し遅れていますが、早期注文したユーザーは間もなくスマートウォッチを手にすることができます。

筆者も Pebble 2 Duo を予約しているので、到着が楽しみです。

出典: Eric Migicovsky, 9to5Google

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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