Google は、AI を活用した検索機能である「AI モード」が、日本語を含む 5 つの新しい言語で利用可能になったことを発表しました。
このアップデートにより、日本のユーザーも複雑な質問を日本語で行い、ウェブの情報をより深く探索できるようになります。
AI モードが日本語など 5 言語に拡大
これまで一部の言語で提供されていた AI モードが、新たにヒンディー語、インドネシア語、日本語、韓国語、ブラジルポルトガル語に対応しました。
これにより、世界中のより多くのユーザーが、それぞれの言語でAIを活用した高度な検索機能を利用できるようになります。
Google によると、Google 検索向けにカスタマイズされた Gemini 2.5 を搭載することで、高度な多言語理解と推論が可能になります。これにより、AI モードは各言語においてローカルな関連性が高く、実用的な検索結果を提供できるとしています。
AI モードの利用方法
AIモードは、google.com/ai にアクセスすることで試すことができます。ユーザーは複雑な質問を自然な言葉で入力し、ウェブ上の情報を深く掘り下げた回答を得ることが可能です。
ただし、順次展開されているようで、HelenTech で確認したところ記事執筆時点では、個人の Google アカウントと Pixel 10 Pro、Google Workspace アカウントと Chromebook では「お使いのデバイスまたはアカウントでは、現在 AI モードをご利用いただけません」と表示され、利用することができませんでした。

まとめ
Google 検索の AI モードが日本語に対応したことで、日本のユーザーにおいてもこれまでキーワードの組み合わせで探していた情報も、より自然な対話形式で深く掘り下げることができるようになります。
Gemini 2.5 が日本語の複雑な文脈やニュアンスをどこまで理解できるのか、今後の活用が期待されます。
出典: Google