Google の AI 搭載ノートアプリ NotebookLM は、アップロードした資料から音声で概要を生成する「音声解説」機能に、新たに 3 つのフォーマットを追加したことを発表しました。
3 つの新しい音声解説フォーマット
これまで提供されていた、2人の AI ホストがトピックを深く掘り下げる会話形式の「詳細」に加え、以下の 3 つのフォーマットが利用可能になります。
- 概要: ソースの概要を短くまとめ、要点をすばやく把握できます(1〜2 分)
- 評論: ソースの専門家によるレビューから、資料の改善に役立つ建設的なフィードバックが得られます
- 議論: 2 人のホストによる思慮深い議論で、ソースに関する様々な視点を明らかにします
これらの新フォーマットは順次展開される予定です。
なお、記事執筆時点では、筆者の個人の Google アカウントで展開を確認しており、HelenTech の Google Workspace アカウントではまだ展開されていませんでした。

利用方法とその他のアップデート
新しいフォーマットを利用するには、「音声解説」 カードの鉛筆アイコンをタップします。この機能は、最近 Android および iOS の NotebookLM アプリでも利用可能になった言語や長さのカスタマイズ機能に加わる形となります。
また、Google は先週、80以上の言語における非英語の音声解説をより包括的で詳細なものにアップデートしたことも発表しています。これにあわせて、動画から概要を生成する 「動画解説」 も 80 以上の言語で利用可能になりました。
出典: X (@NotebookLM)