Google は Pixel デバイスで使うことのできる「レコーダー」アプリをアップデートしており、デザインを Material 3 Expressive へと刷新しました。
このアップデートにより、ホーム画面、録音画面、録音中のインターフェースなどが変更されています。
ホーム画面の変更点
アプリのホーム画面では、上部にあった「録音を検索」が角の丸いピル形状のデザインに変更されました。また、フォントのサイズや色も微調整されています。

再生・録音画面の変更点
録音した音声を再生する画面では、UI は以前のデザインよりも大幅にシンプルになっています。また、録音中の画面も刷新されました。
録音を再生する画面
再生/一時停止ボタンは円形に、 5 秒の巻き戻し/早送りは縦長のピル形状に変更されました。これらのボタンの上には、新しい Material 3 デザインのスライダーが配置されています。


従来表示されていた「音声」と「文字起こし」のタブは削除され、波形(ウェーブフォーム)が以前よりも太く表示されるようになり、視覚的に分かりやすさを重視したデザインとなっています。
また、画面上部のバーには、録音名、お気に入り(スター)、そして 3 点リーダーのメニューアイコンのみが表示されるシンプルな構成になりました。
これまで画面下部に並んでいた共有や編集などの機能は、すべて右上の 3 点リーダーメニューの中に集約されています。


録音中の画面
録音中のインターフェースも同様にシンプルになり、画面下部には大きな「一時停止」と「停止」のピル形状ボタンが配置されています。

以前の「保存」ボタンは「停止」に置き換えられ、タップするとすぐに録音が終了してホーム画面に戻り、バックアップが開始される仕様になりました。「削除」は右上にゴミ箱アイコンとして配置されています。
すでに展開が開始
この新しい Material 3 Expressive デザインを採用した Pixel レコーダーアプリは、バージョンは「4.2.20250529.x」で、すでに Google Play ストア経由で展開が始まっています。
HelenTech で確認したところ、一部のデバイスのアカウント(個人、Google Workspace アカウントの両方)で新しいデザインが反映されていました。展開まで少し時間がかかるる可能性があります。
出典: 9to5Google