Google のキーボードアプリ「Gboard」の便利な機能の一つである Bitmoji 連携が、2025 年 12 月 15 日をもって終了する可能性が報告されました。
これは最新の Gboard ベータ版の APK 解析によって明らかになったもので、実現すればユーザーはキーボードから直接パーソナライズされたアバターを送信できなくなります。ただし、Bitmoji サービス自体が終了するわけではありません。
Gboard ベータ版で警告メッセージが発見される
Android Authority によると、最新の Gboard ベータ版 (バージョン 15.8.4.793526320-beta-arm64-v8a) の内部コードから、Bitmoji 連携の終了を示唆する新しいメッセージが発見されました。
メッセージには「Gboard の Bitmoji は 2025 年 12 月 15 日に終了します。その後も、bitmoji.com/stickers や他のアプリであなたのアバターを見つけることができます」と記載されています。
また、別のビルドではすでに Bitmoji タブがキーボードから削除されていることも確認されており、変更が実施された場合の表示形式も判明しています。
ユーザーへの影響と今後の利用方法
この変更が実施された場合、これまで Gboard のステッカータブから直接 Bitmoji を送信していたユーザーは、別の方法を利用する必要があります。
Gboard は「絵文字ミックス(絵文字キッチン)」や Bitmoji 連携など、絵文字をカスタマイズするハブとして機能してきましたが、その一角が失われることになります。
ただし、重要な点として、Bitmoji サービスや作成済みのアバターがなくなるわけではありません。今後も以下の方法で利用を継続できます。
- Bitmoji 公式サイト (bitmoji.com/stickers)
- Snapchat や WhatsApp など、Bitmoji ステッカーをサポートする他のアプリ
まとめ
Gboard の最新ベータ版から、Bitmoji 連携機能が 2025 年 12 月 15 日に終了する可能性が明らかになりました。
Gboard から直接 Bitmoji を使えなくなるのは一部のユーザーにとって不便になるかもしれませんが、Bitmoji 自体は引き続き公式サイトや他の対応アプリから利用できます。
ただし、今回の情報は開発中のコードから発見されたもので、Google が計画を変更する可能性も残されていますが、具体的な終了日が示されていることから、実施される可能性は高いと考えられます。
筆者は Bitmoji を使ったことはほぼないので、予想どおりに終了してしまったとしても特に影響は感じません。