2025 年 8 月 21 日、Google は Made by Google イベントで第 10 世代となる「Pixel 10」シリーズを発表しました。
これを記念し、Google は公式ブログで 2016 年の初代モデルから現在に至るまでの進化の歴史を振り返る記事を公開しました。
初代から続く「最高の Google 体験」という哲学
2016 年に登場した初代 Pixel は、当時から「AI を活用したカメラ」と「ユーザーに最適化された Google 体験」をコンセプトにしていました。
その後、「Night Sight」や「消しゴムマジック」といった、今ではおなじみの機能が Pixel で次々とデビューし、ソフトウェアとハードウェアの融合による進化を続けてきました。
転換点となった Google Tensor と AI 機能の進化
Pixel の歴史における大きな転換点が、Pixel 6 シリーズで初めて搭載された Google 独自のプロセッサ「Google Tensor」です。
Tensor チップにより、デバイス上で直接 AI 処理を行うことが可能になり、「リアルタイム翻訳」などの機能が実現しました。さらに Pixel 9 シリーズでは Gemini が内蔵されるなど、Pixel は AI スマートフォンとして進化を続けています。
詳細は公式ブログと記念 Web アプリで
Google 公式ブログでは、この記事で紹介した内容に加え、開発関係者の貴重なコメントやデザインのスケッチなども公開されています。
また、Gemini を使って制作されたインタラクティブな Web アプリも公開されており、タイムライン形式で Pixel の 10 世代の歴史を楽しく振り返ることができます。
より詳しい情報に興味がある方は、ぜひ公式ブログをご覧ください。
出典: Google