Google は Pixel 向けに Android 16 QPR2 Beta 1 をリリースし、これまでホーム画面の統一感を損なう一因となっていた「テーマアイコンに非対応のアプリ」も、自動でテーマ化できる機能が追加されました。
非対応アプリも自動でテーマを適用
Android のテーマアイコン機能は、壁紙の色に合わせてアプリアイコンの色合いを自動で調整する便利な機能ですが、これまではアプリ開発者がモノクロ版のアイコンを提供している場合にのみ適用されていました。
しかし、Android 16 QPR2 Beta 1 では、OS が非対応アプリのアイコンを自動的にモノクロ版へ変換し、システムのカラーパレットを適用する機能を追加しました。
アイコン設定に新しいオプションが登場
この機能追加に伴い、アプリアイコンのテーマ設定画面も変更されました。


従来のオン・オフを切り替えるスイッチではなく、新たに 3 つのオプションから選択できるようになっています。
- デフォルト: 従来のカラフルなアプリアイコンを表示します。
- ミニマル: テーマアイコンに対応しているアプリはテーマを適用し、非対応のアプリには薄いカラーマスクをかけてテーマ化します。
- 作成: 現時点では機能しておらず、「このアプリはインストールされていません」というメッセージが表示されます。
AI によるアイコン生成機能も開発中か
現時点では機能しない「作成」ボタンですが、これは以前から噂されていた AI を活用したアイコン生成機能に関連している可能性があります。

この機能が実装されれば、将来的にはアイコンの形状やサイズなど、より高度なカスタマイズが可能になるかもしれません。
まとめ
Android 16 QPR2 Beta 1 でテストされているアプリアイコンの自動テーマ化は、テーマアイコンで揃わなかったアプリに統一感を与える便利なです。
まだベータ版の段階ですが、AI による「作成」オプションの実装も含めて、今後の展開に期待です。
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