Google は 2025 年 8 月 18 日付けで、Android デバイス向けの Google Play 開発者サービス (v25.32) および Google Play ストア (v47.6) のアップデート配信を開始しました。
今回のアップデートでは、信頼できる Wi-Fi ネットワークをデバイス間で同期する新機能や、Quick Share のユーザーインターフェース改善、デバイスのストレージが不足した場合のアラート機能など、ユーザーの利便性を高める変更が多く含まれています。
以下に、今回の Google システムアップデートにおける主な変更点をまとめます。
Google Play 開発者サービス v25.32 (2025 年 8 月 18 日)
Google Play 開発者サービスは、Android OS の中核機能や Google 製アプリの動作を支える重要なコンポーネントです。v25.32 アップデートには以下の変更が含まれます。
- アカウント管理
- [スマートフォン] デバイスのストレージ容量が不足、または満杯になった場合にアラートが表示されるようになり、Google アカウントの容量管理がしやすくなります。
- デバイスの接続性
- [PC、スマートフォン] Wi-Fi 同期機能により、信頼できる Wi-Fi ネットワークをすべてのデバイスで共有・同期し、簡単に接続できるようになります。
- [スマートフォン] Quick Share に [送信] タブと [受信] タブが別々に表示されるようになり、UI が改善されました。
- システム管理
- [スマートフォン] オープンソース ライセンスのページが更新されます。
- ユーティリティ
- [スマートフォン] 日本のユーザー向けに、カード情報の自動入力機能のセキュリティが強化されました。
Google Play ストア v47.6 (2025 年 8 月 18 日)
Google Play ストアは、Android アプリやゲーム、映画などをダウンロード・購入できるプラットフォームです。v47.6 アップデートには以下の変更が含まれます。
- [スマートフォン] 事前登録したゲームがインストールされた際に、[最近インストールされたアプリ] の一覧に表示され、見つけやすくなりました。
- [スマートフォン] お住まいの地域で人気の映画やテレビ番組が見つけられるようになります。
- [スマートフォン] モバイルデータ通信を使用していても、事前登録したゲームを自動的にインストールできるようになりました。
まとめ
今回の Google Play システムアップデートでは、内部的な改善に加え、ユーザー向けの機能強化が中心となりました。
特に、PC やスマートフォン間で Wi-Fi 情報を同期する新機能や Quick Share の UI 改善は、ユーザーの利便性向上に役立つ変更です。
日本のユーザー向けの自動入力セキュリティ強化が具体的にどのような内容かは不明ですが、強化されたのであれば歓迎です。
これらのアップデートは順次配信されるため、全てのユーザーがすぐに利用できるとは限りませんが、今後の展開に期待です。