復活の「Pebble Time 2」、最終デザインが公開。ステンレススチール採用で質感向上

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今年 3 月に初期のデザインが公開されていた、新しく設計された「Pebble Time 2」(公式ブログなどでは Pebble Time 2* と表記)について、その最終的なデザインと仕様の詳細が明らかになりました。

先月には Pebble の商標も再取得され、名称も当初の「Core Time 2」から正式に「Pebble Time 2」となっています。ステンレススチール製の筐体や刻み付きボタンを採用するなど、よりプレミアムな仕上がりとなっている点が特徴です。

Pebble 創業者である Eric Migicovsky 氏が自身のポッドキャストで明らかにしたところによると、今回のデザインは 3 月に公開された初期案から大幅に改良が加えられています。

目次

ステンレススチールとカラーアクセント

今回公開された最終デザインでは、筐体に初代 Pebble Steel と同じステンレススチール 316 が採用されており、高級感が大幅に向上しています。

ボタンには Pebble Time Steel を彷彿とさせる刻み(ナーリング)加工が施されており、操作性の向上とともにデザイン上のアクセントとなっています。

カラーはブラックとシルバーの 2 色を基本とし、将来的には合計 4 色のカラーバリエーションが計画されています。金属製の筐体の間には、電波の透過性を確保するためのポリカーボネート層が挟まれており、ここには青や赤のアクセントカラーが加えられるとのことです。

フラットガラスと RGB バックライト

ディスプレイを覆うガラスは、従来の Pebble ウォッチで採用されていた曲面仕上げからフラットな強化ガラスに変更されました。これにより、光の反射が軽減され、視認性の向上が期待できます。

また、バックライトにはマルチカラー RGB LED が採用され、ユーザーは好みの色に設定可能です。さらに、時間帯に応じて色温度を自動で変更する機能も搭載される予定です。

Pebble Time 2 の主な仕様

当初の発表から、いくつかの仕様が追加および確定しました。

  • 筐体・ボタン: ステンレススチール316
  • ディスプレイ: 1.5インチ 64色 電子ペーパースクリーン(タッチスクリーン対応)
  • バッテリー駆動時間: 約30日間(推定)
  • センサー: 心拍数モニター、歩数・睡眠トラッキング、コンパス
  • その他: スピーカー、セカンドマイク(環境ノイズキャンセリング用)、リニアアクチュエータ(バイブレーション)、防水(等級は後日発表)
  • バックカバー: ネジ止め式

価格と予約について

Pebble Time 2* は公式サイトにて 225 ドルで予約注文を受け付けています。ただし、この価格は居住地や関税などの状況によって変動する可能性があるとのことです。

既に Pebble 2 Duo(旧称: Core 2 Duo)を予約しているユーザーは、順番を維持したまま Pebble Time 2 に注文を変更することが可能です。

変更を希望する場合は、今後送付されるアンケートに回答する必要があり、自身で注文をキャンセルしないよう注意が促されています。

まとめ

新しく復活した Pebble Time 2 は、ステンレススチール採用による質感の向上やコンパスの追加、約 30 日間持続するバッテリーなど、多くの改良が加えられ、Pebble ファンにとって非常に魅力的なデバイスとなりそうです。

詳細については、Pebble 公式ストアをご確認ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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