Google は、Android デバイスに接続されたワイヤレスヘッドフォンやイヤホンのバッテリー通知のデザインを刷新し、より一目で状況を把握しやすいデザインになりました。
この変更は Google Play 開発者サービスのバージョン 25.30.31 のアップデートによって提供され、今後数日間ですべての Android デバイスで利用可能になる見込みです。
リング表示で視認性が向上した新デザイン
このデザインの刷新は以前から報告されていましたが、Bluetooth イヤホンなどを Android デバイスに接続したり、充電ケースを開いたりすると表示されるバッテリー通知が新しくなりました。
これまでのデザインでは、左右のイヤホンとケースを示す円形の画像の下に、バッテリーアイコンと残量のパーセンテージが表示されるだけでした。
新しいデザインでは、各コンポーネントの画像の周りに、バッテリー残量に応じた色分けされたリング状のインジケーターが追加されました。さらに、上部にはケース内でイヤホンが充電中であることなど、現在のステータスを示すアイコンも表示されます。


従来のパーセンテージ表示も維持され、それぞれに L (左)、C (ケース)、R (右) の小さなラベルが付与されており、より詳細な情報を直感的に確認できるようになっています。
なお、今回のデザイン変更は、展開された状態の通知に適用されます。通知を折りたたんだ、すべてのパーセンテージが 1行で表示されるコンパクトな通知については、これまで通りのデザインとなります。
このリング状のインジケーターを採用したデザインは、Pixel デバイス向けの Android 15 QPR2 で導入された Bluetooth デバイス詳細ページのデザインと一致しています。

まとめ
今回のバッテリー通知のデザイン変更により、ユーザーがイヤホンやヘッドフォンのバッテリー状態を確認しやすくなりました。
Google Play 開発者サービス経由で配信されるため、Pixel ユーザーだけでなく、多くの Android ユーザーがこの変更を受けることができます。
出典: 9to5Google