Google Keep に続き、Android 版 Google カレンダーにも新しい Material 3 Expressive デザインの展開が開始されました。今回のアップデートにより、特にカレンダー表示の視認性が向上しています。
各ビューのデザイン変更点
今回のアップデートは、主にカレンダーの各表示(ビュー)に焦点が当てられています。
月表示では、これまで細い線で区切られていただけだった各日付が、背景色付きのコンテナで囲まれ、物理的に分離されました。角が丸くなったことで、よりモダンな印象を与えます。なお、曜日の英語表記は「Mon」のように、これまでより長い略語が使用されるようになっています。
週表示やアジェンダ表示でも同様に、時間や予定の枠に背景色が適用されました。これにより、各スロットがより明確になり、スケジュールの把握がしやすくなっています。
これらの変更は主に視覚的なもので、機能面に大きな変更はないようです。デザインが新しくなったことで、より直感的にスケジュールを把握しやすくなることが期待されます。



アップデートはサーバーサイドで順次展開中
この新しいデザインは、Google カレンダーのバージョン 2025.30.x 以降でサーバーサイドアップデートとして提供されています。現時点ではまだ一部のユーザーにのみ展開されている状況です。
なお、今回の変更はカレンダーの表示画面が中心となっており、イベントの作成画面や設定などのインターフェースは、現時点では従来のままです。
記事執筆時点では、筆者の環境ではこれらの変更を確認することができませんでした。
出典: 9to5Google