Google は「連絡帳 (Google コンタクト)」 アプリの安定版向けに、新しい Material 3 Expressive デザインへのアップデートを展開し始めました。このアップデートにより、アプリの主要な画面でカードを中心とした UI が採用されています。
カード UI が特徴の新デザイン
この新しいデザインは、Google 連絡帳アプリのバージョン v4.61.27 で展開されており、ベータ版に登録していなくても利用できます。
主な変更点として、「連絡先」、「ハイライト」、「整理」の各タブで、より目立つカードスタイルの UI が採用されています。この変更は検索ページや個々の連絡先の詳細ページにも及んでおり、全体的に視覚的なまとまりが生まれています。

上記の画像のように、筆者のデバイスとアプリでも新しいデザインになっていることを確認できました。
未変更の箇所と今後のアップデート
一方で、現時点では「設定」ページと「新しい連絡先の作成」ページは従来の UI のままとなっています。しかし、Google が他のアプリでもデザインの統一を進めていることから、これらのページも近いうちに Material 3 Expressive デザインに更新されると予想されます。
まとめ
Google 連絡帳アプリが、よりモダンな Material 3 Expressive デザインにアップデートされました。カード UI が多用され、より直感的に操作しやすくなった印象です。まだ一部の画面は古いままですが、今後のアップデートで統一されていく予定です。
なお、今回のアップデートは、Google が 9 月に予定している Pixel スマートフォン向けの Android 16 QPR1 のリリースに先立ち、主要な自社アプリのデザインを Material 3 Expressive に統一する動きの一環とみられます。これまでにも様々な Google サービスアプリで同様のアップデートが確認されていました。