今年初めに「クイック操作」ウィジェットのデザインが刷新されたのに続き、Android 版 Google ドライブの「ファイルの候補」ウィジェットも、最新のデザイン言語である Material 3 Expressive デザインへと更新されました。
新しい「ファイルの候補」ウィジェットのデザイン
「ファイルの候補」ウィジェットは、関連性の高いファイルにすばやくアクセスできるようにするため、2021 年に Material You ウィジェットの一つとして導入されました。当時のデザインは、上部の検索フィールドと下部のファイルリストがインデントで区切られた、2 部構成のデザインを採用していました。
今回導入された Material 3 Expressive デザインのウィジェットは、全体が 1 つの角丸の長方形にまとめられています。左上には「Drive」のテキストとアプリアイコンが配置され、右上にはファイルのアップロードと検索(ウィジェットの横幅が十分な場合)を行うためのピル形状のボタンが設置されています。

その下には、ドキュメントやスプレッドシート、スライドなどのファイルが最大 10 件リスト表示されます。以前のデザインと同様に、各ファイルは個別のコンテナ内に収められています。ウィジェットの最小サイズは 3×2 で、ホーム画面全体を占める大きさまで自由に調整可能です。
展開状況と関連情報
この新しい Material 3 Expressive スタイルのウィジェットは、Android 版 Google ドライブのバージョン 2.25.306.6 で展開されています。ホーム画面に設置した後、アカウント選択画面が表示されるまでに少し時間がかかる場合があります。なお、この変更は筆者のデバイスでも確認できています。
Google の「ドライブのクイック操作」ウィジェットは、今年 4 月に Google Keep とともに Material 3 Expressive へと更新されています。このデザインへの変更は、正式発表の 1 ヶ月ほど前から一部ユーザーを中心に展開が始まっており、主な変更点として、すべての要素がコンテナ内に配置されるデザインが採用されています。
今回の更新により、Google ドライブのウィジェットが最新の Material 3 Expressive デザインに統一されました。これにより、他の Google アプリとのデザインの一貫性が向上し、よりシームレスなユーザー体験が期待されます。
出典: 9to5Google