Samsung の最新折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold 7」 は、米国や韓国、欧州などで好調な販売を記録していますが、さらに Samsung はビジネス利用に特化した「Galaxy Z Fold7 Enterprise Edition」を新たに発表し、ドイツで販売を開始しました。
新しい「Galaxy Z Fold7」はSペンには対応していませんが、薄型ボディと大画面は外出先でのマルチタスクや資料確認に最適です。これに加えて、堅牢なセキュリティプラットフォームである Knox Suite が付属することで、企業は安心して従業員にデバイスを配布できます。
Enterprise Edition の主な特典
「Galaxy Z Fold7 Enterprise Edition」のハードウェア仕様は、通常モデルと同一です。しかし、法人向けモデルとして以下の特別なサービスが付帯します。
- 延長保証: ドイツで販売されるモデルは、保証期間が通常の2年から3年に延長されます。
- Samsung Knox Suite: 包括的なデバイス管理とセキュリティを実現する「Samsung Knox Suite」を1年間無料で利用できます。
- 長期的なソフトウェアサポート: 通常モデルと同様に、最大7年間のファームウェアアップグレードが提供されます。
これら 3 つの特典のうち、長期的なソフトウェアサポートや Samsung Knox Suite は今年発表されたフラッグシップモデル「Galaxy S25」シリーズの法人向けモデルにも含まれていました。
通常モデルとの違いと注意点
ビジネス向けの特典がある一方、Enterprise Edition は通常モデルと比較して選択肢が限られています。
- カラー: Jetblack (ジェットブラック) の1色のみの提供です。
- ストレージ: 512GB モデルのみ選択可能です。
参考として、通常モデルの「Galaxy Z Fold 7」は、Blue Shadow、Silver Shadow、Jetblack、Mint (オンライン限定) の4色展開で、ストレージも 256GB、512GB、1TB の 3 種類から選ぶことができます。
まとめ
「Galaxy Z Fold 7 Enterprise Edition」は、まずドイツ市場で発売されましたが、今後他の国や地域にも順次展開されることが予想されます。延長保証や「Knox Suite」の提供は、企業が多数のデバイスを導入・管理する上で大きなメリットになると思われます。
出典: SamMobile, Samsung (ドイツ)