Google は Google Home アプリのバージョン 3.36 で、Nest Cam ユーザーが遭遇する「動画が利用できません」といったエラーの発生頻度を減らすための改善を実施しました。これにより、録画の確認や通知を開く際にこのエラーに遭遇する機会が減少するとのことです。
Nest Cam の不満点が改善へ
これまで Google Home アプリで Nest Cam を使用していると、録画や通知を確認しようとした際に「この動画はまだ利用できません」といったエラーが頻繁に表示される問題が指摘されていました。この問題は時間とともに改善されてきましたが、依然として発生することがありました。
今回の Google Home アプリの最新アップデート (バージョン 3.36) により、Google はこの点についてさらなる改善を行ったことがリリースノートに記載されています。Nest ユーザーは「動画が利用できません」などのエラーに遭遇する頻度が減るとのことです。
また、オフにしたカメラをオンにした際に発生していた「カメラが利用できません」エラーも減少するとされています。
今回のアップデートで改善された主な内容は以下のとおりです。
- 「no video available (動画が利用できません)」エラーの減少: カメラのユーザーは、最近の動画をストリーミングできないケースが減少します。
- カメラ ストリームの信頼性向上: ライブ ストリーム中にカメラをオフにしてからオンにすると、「カメラが利用できません」エラーが発生する問題が修正され、ストリームが適切に復旧するようになりました。
Google Home アプリのその他の修正
今回のアップデートでは、Nest Cam の問題以外にもいくつかのバグ修正が行われています。
Android デバイスで屋外の気温が正しく表示されない問題や、部分的な機能の中断・再開に起因するアプリのクラッシュの減少、新しいデバイスのセットアップ時に QR コード スキャンやセットアップ コード入力後に発生していた中断の修正などが含まれます。
一方、Google Home の最高製品責任者は先日、Google Home に関連した「大幅な改善」に取り組んでいると発表しており、今年の秋頃に最新情報が共有される予定です。今後もさらなる修正が予定されています。
出典: 9to5Google