Google は、一部の Android 16 および Android 16 QPR1 Beta を搭載したデバイスで、Google Play システムアップデートのインストールに失敗する問題が発生していることを認め、この問題の修正に取り組んでいることを発表しました。
Android 16 でアップデートが失敗する問題
ここ数週間、一部の Android 16 搭載デバイス (Pixel を含む) のユーザーから、Google Play システムアップデートが正常にインストールできない問題が報告されていました。
この問題が発生すると、[設定] > [セキュリティとプライバシー] > [システムとアップデート] > [Google Play システム アップデート] の画面で「アップデートに失敗しました」というエラーが表示されます。「再試行」をタップしても、アップデートは成功しません。
実際に、一部の Pixel スマートフォンでは、7 月になっても Google Play システムアップデートが 2025 年 5 月 1 日付けのままになっている例も確認されています。ただし、この問題はすべてのデバイスで発生しているわけではなく、影響を受けているのは一部のようです。
Google の公式対応と今後の見通し
この問題を受け、Google は問題を認識していることを Pixel および Android の公式コミュニティで明らかにし、すでに修正プログラムは特定されており、今後の Google Play システムアップデートを通じて提供される予定であることを伝えました。そのため、影響を受けているユーザーに対して「デバイスを出荷時設定にリセットする必要はない」と呼びかけています。

現在のところ、このアップデートの遅れによって特定の機能が利用できなくなるといった影響は報告されていません。
まとめ
もし、Android 16 デバイスで Google Play システムアップデートが失敗する問題に遭遇した場合でも、Google が公式に修正を約束しているため、現状では修正を待つしかありません。
Google Play システムアップデートには、セキュリティや安定性に関する重要な改善が含まれる場合があるため、今後のアップデートで速やかに問題が解消されることが望まれます。