Samsung は、Galaxy S25 シリーズ向けに2025年3月のセキュリティアップデートの提供を開始しました。当初は韓国のみで展開されていましたが、現在は米国、インド、ヨーロッパなどグローバルでも配信が始まっているようです。
Galaxy S25 シリーズは、他の Galaxy デバイスよりも早く One UI 7 の安定版が提供された一方で、セキュリティアップデートは他機種よりも遅れての提供となりました。すでにGalaxy S24シリーズやZ Fold 6 / Flip 6、その他のミッドレンジモデルには3月アップデートが配信済みです。SamMobile によれば、今回のアップデートのビルド番号は「S93xBXXS1AYC2」で、地域により細かい違いがある可能性があります。
また、Samsung Mobile Security の情報によれば、2025年3月のセキュリティパッチでは合計58件の脆弱性が修正されており、うち11件が重要、40件が高優先度とされています。なお、今回のアップデートには新機能の追加などは含まれておらず、セキュリティ修正のみとなっています。
Galaxy S25 シリーズは2月のアップデートが初回で、今回が2回目の更新となりますが、記事執筆時点では日本国内版の Galaxy S25 Ultra にはいずれのアップデートも配信されておらず、引き続き2024年12月のセキュリティパッチが適用されたままとなっています。