Android スマートフォンでは、配信される通知を受け取るかどうかを細かく制御できる通知チャンネル機能が搭載されていますが、Android 15 ではこの機能をより使いやすくするために、使用されていない通知チャンネルを非表示できるようになります。
そもそも、この通知チャンネル機能は Android 8 から導入された機能で、アプリから配信される通知をカテゴリごとに分割し、その下でさらに通知を受け取るかどうか、または通知の方法などをユーザーが細かく設定できるものです。
この設定の細かさは開発者(アプリ)側にもよりますが、受けたい通知と受けたくない通知を区別して設定できるため便利です。ただ、この通知チャンネルを知らない場合や、アプリによっては細かく制御できるよう非常に多くの切り替えボタンが表示されていてやや煩雑になりがちです。
Google はこういった問題を解消するため、Android 15 ではアプリがまだ使用していない通知チャンネルを自動的に非表示にするサポートが追加されていることを Android Authority が発見しています。この機能まだ公開されていませんが、実際に通知を受け取ったチャンネルのみを表示し、まだ受け取っていないチャンネルは非表示にまとめられるようになります。
例えば、インスタグラムでは非常に細かく通知の設定を行うことができますが、ほとんど受けとることがなければ設定にズラッと並んでいるだけでもややプレッシャーがかかります。こういった点を、実際に受け取ったことがあるものだけに絞られるため、どの設定を止めたいかもわかりやすくなります。
この機能がいつリリースされるかはわからず、現時点ではリリースされない可能性もありますので注意してください。