Chromeに組み込まれているパスワード管理ツールのGoogle パスワード マネージャーがアップデートされ、セキュリティや便利機能を含む5つの新機能が追加されたことをGoogleが発表しました。このアップデートによって、追加の認証方法やパスワードのメモを保存、他のパスワード管理ツールから情報をインポートできるようになります。
まず、Google パスワードマネージャーの新たなページ chrome://password-manager/passwords がChrome上に追加され、デスクトップショートカットも作成できるようになりります。Chromeのページでは、保存されている情報を確認・変更することができ、これまでよりもアクセスが簡単になります。
これまでモバイルのみで利用可能であった生体認証機能もデスクトップ Chrome ブラウザで近々使えるようになり、パスワードを自動入力する前に指紋認証や顔認証、サポートされるその他の方法など追加のセキュリティを利用することができます。
また以前から言われていたように、保存しているパスワードにメモを追加できるようになり、Webサイトにログインしているときに表示される鍵のアイコンをクリックすると、保存したメモを確認できます。
この他には、他のパスワード管理ツールから.csv形式のファイルのインポートに対応し、一括で登録することができます。またiOSのChromeには、今後数ヶ月以内に再利用されたパスワードのチェック機能が追加される予定です。
細かな追加や変更ですが、セキュリティを高めるためと利便性の向上という点で良い変更だと思います。