過去、Chromebook向けのZoomウェブアプリはWindowsなど他のプラットフォームと同じ機能などを使うことができませんでしたが、昨年にプログレッシブウェブアプリ(PWA)版をリリースしたことによって、ようやく近い機能を使えるようになっています。
そして現在、Zoomは最終的にChromebookで動作するアプリケーションをChromeアプリ(拡張機能)を経由したものではなく、PWA版をデフォルトに設定しました。
リリース当初は問題が多数残っていましたが、いまではZoomがPWAとなったことで新しいインターフェースや仮想背景、リアクションなど他のプラットフォームでできることがChromebookでも利用可能となっています。
しかしPWAをインストールしていても、リンクを介してChromebookでZoomに参加するとき、毎回Chromeアプリをインストールするよう求められていました。このアプリは今年8月にサポート終了を発表されていますが、ページがそのまま残っていたためです。
今月になって、Zoomはリンクを介して会議に参加するプロセスを更新したことで、Chromeアプリのインストールという表示がなくなり、PWAで[ミーティングを開始]するかブラウザで参加するが選択できるようになっています。
細かい変更ではありますが、PWAなのかChromeアプリなのか?といった混乱が解消されるようになりますので、良い変更点だと思います。
Source: 9to5Google