Gmail アプリ内の Google チャットに待望のリアクション通知や自動要約機能が追加される可能性

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Google チャットの Play ストアのアプリ情報画面

Google はモバイル版 Gmail アプリにおいて、将来のアップデートにより通知の要約、会話の自動要約、メッセージへのリアクション通知の 3 つの新機能の開発に取り組んでいる可能性が報告されました。

これは Android Authority が Gmail の最新アップデート (バージョン 2025.08.18.796307704.Release) の APK 解析の結果、Google チャットに関連する以下の3つの機能を示唆するコードを発見しています。

目次

通知の要約機能

コード内には「通知の要約」という設定項目が見つかりました。

これは、Android 16 で導入が予定されている OS レベルの通知要約機能とは別に、Gmail アプリ内で独自に機能する可能性があります。

もし実現すれば、OS のバージョンに関係なく、より多くのデバイスで Google チャットの通知が要約されるようになります。

会話の自動要約機能

次に、「プロアクティブな要約」に関する記述も見つかっています。これは、未読メッセージが多数ある会話において、自動的に要約を表示する機能です。

現在、Workspace アカウントでは Gemini を利用して手動でスレッドを要約できますが、この新機能はユーザーが操作することなく、自動で要約を提示してくれます。

これにより、活発なスペースの未読メッセージを素早く把握できるようになり、時間の大幅な節約に繋がります。

リアクションの通知機能

最後に、Google のコミュニティで長年要望されてきた「チャットのリアクション通知」に関する設定も発見されました。

現状では、自分のメッセージに誰かが絵文字でリアクションしても通知は届きませんが、この機能が追加されることで、リアクションがあった際に通知を受け取れるようになります。

まとめ

これらの機能は、あくまで開発中のものであり、将来的に必ず実装されるとは限りません。また、リリースされる際には内容が変更されている可能性もあります。

しかし、通知の要約、プロアクティブな会話の要約、リアクション通知は、いずれもこれまでユーザーが感じていた小さな不便を解消する重要なアップデートとなるため、正式リリースに期待です。

出典: Android Authority

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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