ロジクールの次期フラッグシップマウス 「MX Master 4」 に関する、より詳細なリーク情報が登場しました。新たな情報によると、振動によるフィードバック機能 「Haptic Sense」 や、操作を高速化する 「Actions Ring」 といった新機能が搭載される可能性があります。
この情報は WinFuture が報じたもので、以前はレンダリング画像のみが確認されていましたが、ここでは発売日や価格、詳細なスペックについても言及されています。
主な新機能と改良点
今回のリークで明らかになった、MX Master 4 の主な新機能や改良点は以下の通りです。
振動でフィードバックする 「Haptic Sense」
親指部分に「Haptic Sense」と呼ばれる新しい操作パネルが搭載されるようです。ここには振動モーターが内蔵されており、PCの切り替えやカーソルの調整、ショートカット操作、通知などの際に、手元に振動でフィードバックを返します。振動の強度は Logi Options+ アプリで個別に設定可能とされています。
操作を高速化する「Actions Ring」
親指を置くエリアには、「Actions Ring」という新しい機能も導入されます。これは、Logi Options+ アプリからカスタマイズ可能なオーバーレイを呼び出し、特定の操作を素早く実行するためのものです。
メーカーのテストでは、これによって作業効率が最大 3 分の 1 向上するとされています。
デザインと素材の刷新
デザイン面では、汚れに強く掃除がしやすい、わずかに質感のある表面加工が施されるようです。また、メインボタンには透明なプラスチック素材が採用されると報じられています。
環境面では、製品全体で 27% のリサイクル素材が使用され、特にバッテリーのコバルトは 100% リサイクル素材が使われるとのことです。
その他の仕様とリークされた公式画像
MX Master 3Sで好評だった静音クリックはさらに進化し、最大で90%もの静音化が図られるとしています。また、親指部分には新たにもう一つのボタンが追加され、合計8つのボタンが搭載される見込みです。
- センサー: Darkfield High Precision
- 解像度: 200〜8000 DPI (50 DPI 単位で調整可能)
- ボタン数: 8個
- バッテリー: 500mAh (最大70日間駆動)
- 接続方式: Logi Bolt レシーバー または Bluetooth
- 重量: 150g
以下はリークされた公式画像です。
発売日と価格、ラインナップ
WinFutureによると、MX Master 4は 2025 年 9 月 30 日に発売され、価格は 129.99ユーロ(約 2.2 万円)になる見込みです。
カラーはライトグレーとグラファイトの 2 色で、通常モデルの他にビジネス向けモデルや Mac 向けモデルも用意されるとされています。
日本で発売されるかは分かりませんが、過去 MX Master シリーズは発売されるため、その可能性は高いと考えられます。
価格についても不明ですが、現行の MX Master 3S は 16,900 円で販売されているため、その価格と同程度かやや値上がりする可能性があります。
出典: WinFuture