数週間前からチラチラと画像を見かけてはいたんですが、どうやら新しいモデルだったようですね。
CB311といえば、日本国内でも販売されているAcerの低価格帯の11インチChromebookでして、それの2018年スペックアップ版と考えていただければ問題ないかと思います。
それに加えて外装も金属っぽく仕上げてあるので、前機種のCB3-131などのプラスチック感に抵抗があった方でも手が出やすくなっています。
ということで今回は、Acerの2018年「Chromebook 11 (CB311-8H-C5DV)」のスペックなどをまとめておこうと思います。
「Chromebook 11(CB311-8H-C5DV)」
Chromebook 11 (CB311-8H-C5DV) | |
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ディスプレイ | 11インチ IPS 1,366 × 768 |
CPU | Celeron N3350 1.1-2.4GHz(2core) |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD(最大128GB) |
ポート | USB-C ×2 USB 3.0 ×2 ヘッドホンジャック ×1 ACジャック ×1 |
バッテリー | 最大10時間 |
サイズ | 幅296 × 奥行200 × 厚み18 mm |
重さ | 1.1kg |
価格 | $250 約28,000円 |
スペックについてはこんな感じです。
旧作と同じように11インチディスプレイですが、CB3-131と同様にIPSのノングレア液晶になっています。
CPUはApolloLake世代ではありますが、RAMも4GB、ストレージも32GBまで増強されていますから順当なスペックアップと呼べそうです。
価格は前機種よりもおよそ5,000円程度上がった価格ですが、前述のスペックアップ分仕方ないところでしょうか。
さらにポートも充実しており、USB-Cポートが2つとUSB-Aポートも2つ搭載されています。ただHDMIポートがなくなっているのが痛いところです。あと詳細がわからないところですが、一応USB-Cでの充電に対応しているようですね。
しかしそれを除けば、旧モデルと同じく重さは1.1kgですし低価格なので気軽さはあります。
またこの「Chromebook 11」は非タッチモデルのためタブレットモードやテントモードを使用できませんが、Androidアプリが使用可能なのでPlayストアがインストールされています。ただ公式ではタッチスクリーンのタイプも販売予定だそうです。
とくにタブレットとして使う必要のない方には良いかもしれませんね。
まとめ
相変わらずこのモデルはシンプルでバランス良くまとめて来た感じがあります。
ディスプレイもIPSですし、解像度は低いもののスペックと価格のバランスを考えれば11インチChromebookの低価格帯ではオススメできる1台と言えるんじゃないでしょうか。
11インチというコンパクトさと1.1kgという比較的軽さ、価格の安さもあるので学生さんにはちょうどいい機種かもしれません。
持ち運びをしたい方にも良い機種だと思います。何よりUSB-Cポートを搭載したことでモバイルバッテリーでの充電も可能になったので、いざというときには充電も手軽にできるのがいいところです。
残念ながらまだ日本国内での販売については不明ですが、おそらく日本でも出てくるんじゃないでしょうか。
価格的にはおそらく35,000〜40,000円くらいと毎度ながら海外からはやや高めとなりそうな気もしますが、Chromebookの入門編としてはちょうど良い機種になるかと思います。できればUS配列モデルもそのまま売ってくれるとうれしいなぁ。
※なぜか公式サイトのページがなくなってる…2018/05/18。
参照:
Acer’s beautiful new $250 Chromebook 11 takes base level to Play Store real 4GB/32GB